カラスが二羽、梢にとまっている なかよく二羽 まるでお父さんとお母さんみたいに 一羽がすうっ~と羽根を広げて飛んでゆく もう一羽はそのままで まるで残されたお母さんみたい そしていつかはいなくなる わたしもこの世から消えてゆく もういかないかな まだいる いなくなる
吐き出しても吐き出しても やっぱりひとりはさみしいな みんな孤独と言ったって ひとりでご飯を食べ 誰とも話をしない それは時々話をする人もいるけれど 当たり前だと思ってた すぐ前にあった「しあわせ」 母と寄り添い生きてきた 見せかけではないつながりを こころの中から求めてる
孤独、孤独というけれどみんな孤独を抱えている わたしだけではないんだよ 深い深いこころの奥底に沈めているだけ わたしにはひとりで抱え切れないから つい吐き出してしまうのか それがいいのか悪いのか分からない また寒い冬が来る かなしい冬が来る もう立ち直ろうとは思うもんか
話しても どうしようもないことを 話しても なんで話してしまったのかと 悔やんでも 巻き戻せないことを また くどくどと 思い返してしまう 楽しくあろうとしてたのに