資本主義という謎

其の七 戦争国家アメリカの秘密

TVも新聞も見なくなってしばらくの間、世の中のニュースは職場での口コミとヤフーやグーグルなどの有名ニュースサイト、それとFacebookのニュースフィードで情報を仕入れていた。出向当初は副業を何にするかを考える日々だったので、僕のニュースフィードには株式投資、FX、ビットコインなど金融関連の情報や「稼ぎ方」に関する情報、それに情報商材の広告が数多く表示されていた。前回述べたように情報商材を売る奴ら

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資本主義を否定する愚かな人達へ告ぐ

資本にあらがうのでなく、創造し続けてゆくこと

私が経済学の歴史を学んでわかったことは「資本や貨幣に逆らうのはやめた方がいい」ということです。かのマルクスは大英図書館に30年以上ひきこもってあらゆる書物を読み込んだ上で、資本論を書きました。いわく「あぁ資本がすべてのみこんでゆく、人々の労働さえも『商品』になってしまう。人は機械化され搾取され匿名のものになってしまう…」そして人道的・倫理的な観点から

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国内に格差を作り〝周辺化〟しようとしているさまざま動きの中で──水野和夫・大澤真幸『資本主義という謎 「成長なき時代」をどう生きるか』

この本の末尾で水野さんはこう記しています。

「政治は何をすべきでしょうか。イリイチの言葉を敷衍すると、「未来の制度設計をする」ことだと思います。その際に(略)『春秋左氏伝』が参考になります。「国が興るときは、民を負傷者のように大切に扱う。これが国の福です。国が亡びるときは、民を土芥のように粗末に扱う。これが国の禍です」。(略)日本で、現在「民」は大切に扱われているとはまったく思えません。新自由主

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