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#このデザインが好き

ちょっと気になるあのデザイン、最近お気に入りのこのサービス、まわりに知ってほしい工夫など…日常で感じた「好き」の気持ちを、noteでシェアしてみませんか?

人気の記事一覧

直線と動きの美 -アール・デコをめぐるいくつかの随想

私が好きな美術館の一つに、東京都庭園美術館があります。 旧朝香宮邸という、元々は皇族の住居であり、1933年に建てられ、モダンですっきりとした装飾の美しいこの邸宅。 元首相の吉田茂が非常に気に入って、戦後はここを外務大臣公邸としていました。 幽霊が出るような総理官邸でなく、ここで暮らしたいが故に、総理大臣在職中は外務大臣とずっと兼務していた、と冗談で言う位ずっと居て、外国の公使との会談にも使っていました。 この邸宅は典型的なアール・デコ様式で創られていま

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『哀れなるものたち』ポスターデザインに見た「博士の異常な愛情」のパブロ・フェロ

ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』のポスターデザインのフォントを見て、グラフィックデザイナーのパブロ・フェロを感じた。 パブロ・フェロとは、キューバ系アメリカ人の著名なグラフィックデザイナーである。彼の代表作としてよく語られるのが、スタンリー・キューブリック監督の『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』だ。 このように『博士の異常な愛情』では、手書きで細く、縦横の比率を変えた字が特徴となっている。彼の作品には似たよ

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1000のうち10の見当をつけても、残り990全部試してみるんです。/ 谷井麻美 (tote Inc.)

2022年、SIRUP 5th Anniversary Special Siteとともに彗星のごとく現れたのがtote inc.さん。その手でつくられるものは美しくそして狂気的で、見た人の心を掴んで離しません。tote inc.さんのつくるものには情報伝達よりも「体験性」に重きを置かれているものが多く、その体験性がどのように生み出されているのか、編集部一同気になっていました。同じく、自社サイトにおけるユニークでドラッギーな世界観はどこからやってくるのかも。 今回、その創作の

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色彩心理学🏳️‍🌈 *色の注目の集めやすさ* 誘目性…対象物が観察者の目を引き付ける性質 暖色よりも寒色の方が誘目性が高い 彩度の低い色より高い方が誘目性が高い 識別性…色の違いのわかりやすさを指す 赤…防火、禁止 オレンジ…危険、明示 黄色…注意 緑…安全、衛生、進行、避難

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ずっと見ていられる とんとんからり

照明に使う生地を織ってもらいました。 兵庫県西脇市にある機屋さん。 ここで作られる織物は「播州織」といって全国的にも有名で、みなさんも耳にしたことはあるかも知れません。なんともう200年以上の歴史があるという、とても由緒ある産業なのです。 その伝来が京都からということもあって、京都出身/兵庫在住のわたしとしては少し特別な思いを感じていました。そんな思いを胸に産地を訪れたんです。 分かる人には分かると思うんですが「照明に使う生地を織ってもらいました、、」とちゃうわー!!っ

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アイロンが好きだ

私は洗濯物を干すのが嫌いすぎて、ガス衣類乾燥機[乾太くん]を2台所有するほどのめんどくさがり屋なんだけど、アイロン作業はわりと好きだ。 時間に余裕のある午前中、ほどよく明るい窓辺でアイロンをかける。くちゃくちゃになったハンカチが、アイロンをかけた端からピシッとまっすぐ平らになっていく様子が好きなんだ。綿で作られた空手の道衣は手強い。スチームを思いっきり浴びせながらゆっくり進む。 アイロンの形そのものが好き。アイロンも2台持ってる。普段使うのがDBKのスチームアイロン。ドイ

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テーブルライトを作りました。

テーブルライトを作りました。さて、みなさんはおうちにテーブルライトをお持ちでしょうか? 作ったわたしが言うのもおかしいのですが、テーブルライトって絶対に必要って訳でもないですよね。 なくても困らないものなので、まあ買わなくてもいっか、みたいになりがちなんです。 でもですね、あるとびっくりするくらい心地良い空間が生まれるんです。これは本当に。 月並みな言い方しかできないのですが、今過ごしている毎日に満足をプラスするような、ご褒美というか癒しというか。 そういう体験がそこにはあ

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ウソじゃない話(600文字)

ウソみたいなことってたまに起こりますよね。 お風呂のバケツ 昨日ジムにいきました。 お風呂に入っているとスタッフが入ってきました。 利用者の多いジムですから。 定期的に床掃除やアメニティのチェックをしてくれます。 洗い場の床に利用者の泡が残っている事があるのですが。 そんな時はスタッフが湯船のお湯をサッとすくって一気に流してくれます。 湯量を増やすため、風呂オケより少し大きなバケツを使っているのですが。 バケツには掃除用と違うというアピールからなのか。 太

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青い猫の絵葉書と、若草色の封筒と、雪の活版栞と。

先日友人から届いた、 目の覚めるような青空に猫がジャンプする 岩合光昭さんの写真の葉書に返事を書くため、 わたしが選んだ絵葉書は青い猫が描かれたこれ。 友人から届いた葉書はこれ。 もうひとつは、恒例の友人への手紙。 今月は、キラキラの金の縁取りで 植物と一緒やカフェラテ?やメガネ、 それから本の絵が描かれた便箋に 若草色の封筒のレターセットを選んだ。 今回は、栞とドリップコーヒーを 自分の分と友人の分ふたつずつ購入していて、 手紙と一緒に同封したのですが、 同封した栞

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44.見えない神様を感じる方法④〜神様の創造物を詳しく見ること〜

こんにちは^^ 私のノートをご覧になってくださる方、フォローしてくださった方、本当にありがとうございます。 皆さんのいいねやフォローが大きな励みとなっていますm(_ _)m! 今は「見えない神を感じる方法というテーマで、肉の目では直接見ることができない神様をどのように実感し、信じることができるのかについての記事を書いています。 今日は「神様の創造物を詳しく見ること」という内容で記事を書いてみます。 <はじめに:科学と神> 科学の探求が始まったのは、自然界の神秘を解き明

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わたしの好き「香水」

わたしの好き。むかしの香水。 昔の香水にはブランドごとにプライドがあり今の様に売れる香り、流行りの香りを追いかけることはなかったらしいです「他社とは違う」ということに大変な誇りをもっていたのだとか。 香水瓶のデザインがとにかくお洒落です。特にルネ・ラリックのデザインした香水瓶はボトル自体が芸術品であり美しいです。とてもイケてます。 そして商品にいちいち物語があるところもカッコいいです(*´꒳`*) 私が集めてきた香水の一部と香りが気になっている香水をご紹介いたします。

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ランキング総なめ!天然由来成分100%のマルチオイル

マルチパーパス = 多目的、汎用性 髪だけではなく、お肌の保湿オイルとしても使用できます シアバターなどの天然由来成分だけで作られた、肌にも使えるマルチユースなオイル系スタイリング剤 スタイリングの仕上げに毛先になじませると、髪にウェットな質感とツヤを与えて1日ロングキープします 髪の広がりやパサつきが気になる方にもおすすめです マンダリンオレンジ&ベルガモットの柑橘系の香り

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春風の京都・伏見山登頂リベンジ旅「裏参道のちいかわと間あき鳥居」

伏見稲荷大社の最寄り駅といえばJR稲荷駅もしくは京阪伏見稲荷駅が定番ですが、参拝二回目ということで龍谷大前深草駅で下車しました。今回はその続きからになります。 府道201号とJR奈良線が交差する伏見街道踏切を渡ります。 準鉄道記念物に指定されている鉄道ファン垂涎の稲荷駅ランプ小屋はこちらになります。 純日本っぽくないからなのか、外国人観光客のほとんどが目の前を通り過ぎていきました。車道沿いにあるので富士山ローソンのように見物人が集まるのはもちろんNGですが、貴重な国鉄最

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《可愛い》を求めて、美術館へ行く。

MOEという雑誌を読んでいると、 ゆる可愛い絵柄の器が目に入った。 福岡でこの作品の展示会があるという。 「絶対に行きたい」とすぐにメモをして、 半年楽しみにしていた。 《まいにち展》 作家の名前は、鹿児島睦。 恥ずかしながら、かごしまりく、と読んでいた。正しくは、(かごしま・まこと)。苗字は鹿児島だけど、福岡生まれのアーティストさんだ。 イギリスの芸術家の言葉を引用を用いたパンフレットに、ミニマリスト的な思想をお持ちなのかな?と勝手に想像しながらワクワクと展

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ロマンの話をしよう。

先日、においの森という 少し変わったイベントに行った話を書いた。 そこで「未知の生物の想像の匂い」という ゾーンがあり、写真もいくつか載せたのですが、 この匂いもあればよかったなーと 思う未知の生物があった。 そして以前こんな記事を書いたことがある。 そう、人魚姫。 わたし人魚が好きなんですよ。 エイリアンやニューネッシー、ビッグフッド、 チュパカブラや河童などなど、 様々な想像の匂いがあったけれど、 その中に人魚はいなかった。 人魚の匂いも嗅いでみたい。 生臭いのか

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怪人二十面相が出ますように。

今日は午後から外出していて 予定より帰りが遅くなってしまって 記事を書くのも遅くなってしまった。 猫さんのごはんの時間には ギリギリ間に合うように帰って来たので よしとしよう。 ガチャガチャ、カプセルトイ、 言い方は色々あるけれども ここではガチャガチャで統一しようと思う。 普段ガチャガチャをすることは滅多にない。 姉のためにすることがたまにあるくらいだった。 けれど今日、出先で時間を潰すために すぐそばにあったほぼガチャガチャ専門店 に入ったところ、わたしにしては珍し

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「ウルシングクッキー」で縄文の漆デザイナーになる

先日、八戸市にある是川縄文館で、またまた考古学をテーマにしたお菓子作りワークショップを実施しました。 是川縄文館って? 是川縄文館についての説明は、以下の通り。 「八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館は、隣接する是川遺跡や風張1遺跡などを通して東北地方の優れた縄文文化を発信し、埋蔵文化財の積極的な公開活用と適切な保存管理を図る施設として建設されました。」(是川縄文館HPより) 主役は国宝「合掌土偶」だが… こちらの是川縄文館でまず外せないのは、風張1遺跡から出土した国

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Z fについて語ってみる

Z fを購入して1ヶ月と少し。そろそろレビューをしてみたい。 Z fのレビュー記事は意外と少なく、僕がZ fを購入する時点では参考になるものがあまりなかったのでこれから購入しようどうしようかと検討している人の参考になれば幸い。 とはいえ大したことは書けないので、いちユーザーの感想程度に受け取ってもらえればと思う。 以下、目次の項目について書いた。 (ちょっとよく分からない順番です。思いついた順でもない…) デザイン Z fを買った理由の一番はデザイン。(別の記事では違う

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2000年生まれのド新人編集者、新人作家と本を出す

みなさま、はじめまして。集英社文芸書編集部で小説の編集をしています、髙橋と申します。2023年の4月に新卒で集英社に入社した、新人も新人の編集者です。担当している作家の皆さんには、「2000年生まれです」と積極的にお伝えすることで、平凡な名前を覚えてもらおうとしています。 さて、新人だとは言いつつも、入社してからはや11か月。遂に私も、ようやく一冊目の単行本を世に出すことができました。 それがこの本。 逢崎遊〈あいざきゆう〉さんの『正しき地図の裏側より』という小説です。

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【ガルシア=マルケス】いやぁ、文学って本当にいいもんですね

G・ガルシア=マルケス「出会いはいつも八月」読了。 晩年、認知症で書けなくなった著者の、最終的にOKにはならなかった「未完」とされる遺作。 ひとくちで言ってしまえば人妻不倫ものだろうが、ひとくちで言うのが目的で小説を読むわけではないのだ勿論。 例えばこんな文章が私は好きだ。 話としてはラストまでいっているものの、後半部分はまだ完成形ではないので、やはり完成作品というよりは小説の成り立ち方の研究として読める(と訳者あとがきにもある)。 実際のところ4人の男性との接近遭遇が

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