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【運営方法】完全匿名性のSNSジャーナルコミュニティをSlackで作ってみた【こころぽけっと】

お久しぶりです、HATACHI Communityのかなつなです。今回は、去年の4月から実装しているSlackコミュニティ「こころぽけっと」について運営方法を残しておこうと思います。

また3月は、女子大生向けに実施していた「ハタチノハナシ」をnote記事にて週1回配信の全5回でお届けしていくので、新生活が始まる前に自分と向き合いたい方は是非活用ください。

この記事を通して少しでも力になれたらいいなと思う方
・女子大生向けにオンラインコミュニティを作りたい
・コミュニティメンバーが自分の感情と向き合い言葉にするのを手伝うためのツールや場づくりの方法を模索している
・自分の感情をどうしたら言語化できるのか悩んでいる女子大生の方

1. こころぽけっとの始まり

元々は、女子大生向けに運営していた1ヶ月間のプログラム「ハタチノハナシ」が完結した後に、参加してくれた子にとってこの先もHATACHIが、彼女たちの心の受け皿でありたいと思い、始まった場所でした。

「ハタチノハナシ」プログラム概要

選択肢を増やすプロジェクトが多い中で、選択する力をつけてくれる場の少なさ、コロナ禍で聴こえてきた同年代の悲鳴、彼女たちの心の受け皿になる空間を欲していた中「自分たちの欲しいものがないなら自分たちで作ろう」と始めたプログラム。

1期生からの参加後の声

最終的にβ版、1期、2期と実施することに。オンラインでも心の駆け込み寺を作れるのを実感。一方、「寄り添う」の泥臭さと難しさを感じました。

これまでHATACHIに関わってくれた女子大生が新たなライフステージを踏み出すのを見て、このコミュニティも彼女たちと一緒に成長していきたいと考えるようになりました。

そこで思いついたのが、Slack上でジャーナリングを行うコミュニティでした。

デジタルネイティブ、SNSを中心に日常が回っているZ世代にとって、常にSNSで誰かと繋がっているのは安心である一方、繋がり続けるのは結構しんどいものだったりします。

こころぽけっとは、常に繋がり続けるのではなく、自分が必要だと感じた時に再度コミュニティに繋がり気持ちを書き込む、そして自分の日常に戻る。

「SNSだと書くのには少し重いしTwitter以上の文量も書きたい、でも誰かに公開するほどの気持ちではない。」それでもどこかに吐き出したい時や、自分の感情にぴたりと寄り添ってくれる言葉を見つけた時に、綴れる場所になっています。

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当時、HATACHIの運営チームmessengerに自分が投げたメモ

2. 運営側するにあたって事前に決めたこと

こころぽけっとに入居している子を通称「ぽけっこ」と呼んでいます。以下は、#00_generalに貼っているぽけっこのグランドルールです。

1. 本名/顔出しはしなくて大丈夫であること
 この空間だけでも、ありたい自分/なりたい自分でいよう。
2. 自分の言葉に責任をちゃんと持つこと
 優しい言葉は人を助け、強い言葉は時には人を傷つけてしまうから。
 自分の心とも向き合うのを通して、自分の言葉とも向き合ってみよう。
3. 自分のこと、ここにいるみんなのこと、まずは肯定してみること
 ここではどんな自分もみんなも、どんな感情も一度受け入れてみよう。

また、呟く際のTipsとして、下記3つも参加前時に案内しています。

1. 絵文字「呟きたい」

「他のぽけっこからリプは要らないけど、ただ呟きたい」時に使えるカスタム絵文字になっています。
2. 「room_XXの部屋」
こころぽけっとは、一人ひとりの部屋があります。感情とは別に、日々の気づきを書き込んでもよし、Twitterのように短文で呟くのもよし。ココロを解放するために、自由に使えるチャンネルを用意しています。
3. 自分への「ダイレクトメッセージ」
自分一人で完結したいジャーナリングの場合は、SlackのDM機能を使って、残す選択も。

個人的には、Slackのプロフィール編集から「役職・担当」の部分に最近感じる一言を書くのにハマっています。感覚としては、Twitterや配信アプリのプロフに近いかもしれません。

3. 実際のSlackチャンネル

もう少しで実装してから1年になりますが、感情の数は基本的にSlack開設時から変わらず。01_ポジティブな感情、02_モヤモヤ、03_ネガティブな感情の3つに分かれており、合計9つのチャンネルを作っています。

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その他、04以降は下記の通りです。

●シェアしたい
シェアしたいnote記事やTwitter、本から社会課題、ほっこりした電車の広告写真まで様々なトピックが共有されています。しいたけさん占いも。

●生きてるだけで偉い
「褒めラニアン」のツイートと連携しているチャンネル。他のぽけっこの子たちからもありのままを肯定してくれるリプをもらえるのですが、ふとした時にツイートに救われます。(最近、ペルソナが固まったのかツイートの刺さり具合が増しました…。)

●募集
女子大生だけでなく社会人の子も入居しているので、「インターン探しでオススメのサイトどこかある?」という就活の話題から、「毎週月曜を憂鬱に迎えないように日曜にしている習慣教えて!」など、多岐に渡る募集がされるチャンネルです。情報やナレッジ交換の場所。

●room_XXXの部屋
私自身が日常的に一番使っているチャンネルかもしれませんが、基本的になんでも書き込める自分の部屋です。自分の本当にやりたかったことに気づけた時、自分への宣言、SNSデトックスしてみて、自分の習慣を整えてみてどうだったのか、恋愛、ふとした短い呟きまで雑多な場所。

4. 運用してみて気づいたこと、感じたこと

こころぽけっとの良さは、モヤモヤを解決することを目的にしていないこと、だと最近運営メンバーと話していました。

「自分のネガティブな感情やモヤモヤを解決する」を目的にするとさらに思考はマイナス方向に向いていくもので。解決策に対する手段を考えては、自分に足りないものを粗探ししてしまいます。

この場所では、モヤモヤを受け止め、自分の心と距離を取ってみる。モヤモヤを自分の外に取り出して目の前に置き、どんな形や色をしているのか観察してみる。自分と共存できる感情なのか、否か様子を見てみる。そういう場所な気がしています。

これは、上で話したハタチノハナシとの共通点なのですが、何をやりたいかよりも自分がどうありたいか。とりわけ、他者と共に生きる上でどうありたいか、「マイルール」を作っていく感覚に近いかもしれません。

 [おまけ]Slackカスタム絵文字

参考までに使っている絵文字の一覧です。

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ゆるゆると運営しているコミュニティですが、
少しでも誰かの一歩を踏み出す参考になれたら幸いです。

今日も、皆さんの一日が素敵な日になりますように。
次回は3月の第一土曜更新を予定しています。

HATACHI Community
かなつな ななみ





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