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わからない世界

生まれた環境、家庭環境、育った環境、社会環境…
わたしたちが生きてきた “環境” 、生きている “環境” は、一人ひとり違っていて。

環境が違えば、性格も違う。思考も、感じ方も、価値観も、何もかもが、みんな違っている。

だからね、本当の意味では “他者” のことってわからないんだよ。


ある コト ひとつとっても、
何を感じたか?思ったか?どうしたいか?…
それは その人自身にしかわからないことで。

だから共感って、実はとっても難しい。?
わかり合うって、認め合うって、簡単じゃない。?

生まれてきた場所(家族)、子どもの頃 自分では選べなかった家庭。
そこを離れ、飛び出し、次のステージ(結婚など)に進んだ人は、どんな経緯であろうと “自分で” 選んだパートナー、配偶者、今ある環境なわけで。不満があろうがなかろうが、感謝の気持ちを持てていようがいまいが、自分で決めた今なんだよね。今って。(少し話が逸れました)



親のことも、夫(妻)のことも、キョウダイのことも、わからない。友達のことも、わからない。

わからないからこそ、自分に新たな発見を、感動を、たくさんもたらしてくれるのが他者なんだ。

〝人は、自分の持っていない可能性の宝庫〟

これまたわたしの心に長く残っている、好きな言葉です。そして、ある先輩が「自分以外師匠」と言ってたのも、感動したからよく覚えてる。

だからわたしは、人と話すこと、…によって新しい考え方に触れることができたり、それが自分に良い影響を与えてくれて、自分の人生がより良いものになったり。と、他者とのかかわりやつながりによって広がる世界が、そうして広がっていく感じが、とても好き。


でも。
普段意識していても、気をつけていても、そのつもりでも、本能的に たまに姿を現す、厄介な “期待”。

期待は、悪いことばかりではないと思うのだけど、危険とも思っていて。
時に、できるはずのない “相手(他者)を操作” しようと、してしまっていませんか?
(もちろんまずは自分に、問いかけています) 

相手から返ってくる反応が “思ってたのと違った” 
その時、“こうであってほしい” という期待があったから。

“◯◯してくれたら嬉しいな” 、そう思うこと自体が悪いわけではないけれど、操作の心が少しでもあると、一番しんどいのは自分自身じゃないかな


他者のことは、わからない。
いろいろな思考が、感じ方が、価値観があるということをまず知ろう。

そして、操作の心を手放せたら、楽になれるのは自分自身だよ。
とは言っても人間だから。期待して、思い通りになってほしいと、なんでこうしてくれないんだと、そういう感情になる時があったって別にいいと思う

そう、感じたときに
“わたしは” どう思っていたのか?
“わたしは” どんな気持ちだったのか?
“わたしは” ・・・って、
操作を匂わせる言動ではなく、“自分の気持ち” を素直に伝えられる人であれたら素敵だよね

完璧は無理だよ
いつも完璧は無理。全然無理。
だから、完璧に仕上がった人間じゃなくて全然いい

自分の言動を
自分自身ではもちろん、他者の影響を受ける中で、見つめ直したり、必要に応じて改善したりできる人であれたら素敵ですね

そして、わからない世界で
発言したり、何かしらの行動をしたりしなきゃいけない時は。自分のこれまでの人生を信じて、今自分にできる精一杯の “選択” を、発言を、行動を、まっすぐにできたらそれで十分なのでは?

“正解” はどこにもないからね


わからないことが沢山の
わからないことだらけの世界を、人生を
それぞれが楽しんで 過ごせますように ☁



. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 

『変わりもの』(エッセイ)
※創作大賞2023 エッセイ部門に応募中。

◆◇記事の概要◆◇
『変わりもの』は、読んでくださった方が「私はわたしのままでいいんだ」「このままで素晴らしい」などと、じわ〜っと温かい気持ちになれることを願って書いた1本です。

“なぜわたしは波瀾万丈なのか?”,“矛盾する特性(≒ HSS型HSP)” などについて、言及しています。

エッセイであなたとお逢いできることを、楽しみにしています!



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