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ローカルの方にお馴染みの朝の行列風景 Xiu Ji Ikan Bilis Yong Tau Fu で優しいいりこだしのシンガポール風おでん

5月までリノベーションしていた、シンガポール一大きなホーカー、Chinatown complex 。
最寄り駅はChinatown駅で歩いて5分ほどでつけるアクセスの良さもあり、
近隣のオフィスワーカーから地元のおじいさんおばあさんからも大人気のホーカーです。
200軒以上のストールが所狭しと立ち並ぶ姿は壮観!
すぐ近くに有名なチキンライスのストールのあるmaxwell は観光客の人も多いですが、
こちらはあまり見かけません。
ミシュランの一つ星を獲得したソヤソースチキンのお店にはいらっしゃいますが、あとはシンガポールのローカルの方の台所、という感じで懐かしい雰囲気です。
リノベーションしてものすごーくきれい、というわけではないですが(笑)そこがまた味があります。
(ちなみに、シンガポールのホーカーは政府が定める基準によりランクを表示することになっていて、ランクAのお店で買うと安心だそうです。もちろん参考までになので、保証があるわけではなく個人の判断で買いますが)

さてこのホーカーは縦横無尽に広がっているので、地図はあれども迷子になることもしばしばあります。
大きなブロックが通路兼テーブルで結ばれているのですが、朝からひときわ長い行列が通路にまで伸びているのがこちら、
Xiu Ji Ikan Bilis Yong Tau Fu 。
朝から20分、お昼には45分は待ったことのある大人気店です。
シンガポールでは貴重な野菜料理であるヨントーフ、シンガポール風おでんのような料理のお店ですが、こちらのお店は具材は選べずほぼフィッシュケーキと呼ばれる練り物がメイン。
ゴーヤと一緒に揚げてあったり茄子に詰めてあったりとバリエーション豊かです。




そしてここの売りは、なんと言ってもこの美味しいスープです!!
お店の名前にあるイカンビリスというのは、日本でいういりこの小さいもののような小魚で、シンガポールではそれで出汁をとるスープで麺を食べたり鍋にしたりします。イカンビリス自体をカリカリに揚げてトッピングしたりもして、とても美味しいのです。

こちらの出汁はイカンビリスの風味たっぷりで、豚や鶏の出汁と違いさっぱりしていて、練り物との相性は最高。
ローカルの方はこれにビーフンを入れて食べていらっしゃるのをよく見かけましたが、私は大抵ソヤソースチキンヌードルとポピアを同時に食べていたので、炭水化物はやめておきました…本当は試したかったです(笑)

そして、250円ほどでこの量なのも魅力的です。
そうそう、うちの下の娘はずうっとこのスープを飲み続けて分けてくれませんでした(笑)


ここのヨントーフは揚げ物が多い割に、塩気も薄めでなんだか優しい味。これだけの行列なのは、暑いシンガポールを乗り切るための元気が出る朝ごはんとして大人気なのでしょう。
外での朝ごはんが充実していたシンガポール、今日本に帰ってきて午前中の空腹感が半端ではありません…(笑)

戻って2か月経ちますが、ついつい戻りたいなぁと思ってしまいます。
子供たちの前では、なかなか言えないのですが。
いつかまたゆっくりここで暮らしたいと、心から思います。

Xiu Ji Ikan Bilis Yong Tau Fu
住所
335 Smith Street#02-88, Chinatown Complex Market & Food Centre, Singapore 050335
営業時間 5:45-15:00まで ですが大抵一時には売り切れています
お休みなしと書いてありますが、不定休です(笑)



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