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パニック障害からうつ病になるまでの私の話。

皆さま、おはようございます。
日に日に寒くなって来ましたね。
寒さに弱い私は毎日(特に朝晩)震えております。(((=ω=)))ブルブル


さて今回は、パニック障害の私がうつ病になるまでにどういう心境、どういう経緯があったのかについて書きたいと思います。
(本当は違う内容を書くはずだったのですが前座が長過ぎたので、今回はそういう事にしておきたいと思います(^^;;))



私は8年前にパニック障害で精神科を受診した時から抗うつ薬と抗不安薬を飲んでいます。
当時、抗うつ薬は毎日ですが、抗不安薬は週に3、4錠くらいしか飲みませんでした。
私がパニック発作が起きてしまうのは外出する時のみだったので、外出する時だけ服用していたからです。


しかしそれから3年後、とあるショックな事がキッカケで、家の中で初めて発作が起きてしまいました。
私はそれがもの凄くショックでした。
なぜなら私にとって家の中だけは『発作の起きない安全な場所』だったからです。
その安全な家の中で発作が起きてしまい、私が安心して過ごせる場所がなくなってしまったように感じました。


(記事を書いていてあの時のことを久々に思い出しましたが...
夜中に発作が起きて、枕を抱きしめながら母の寝室に行って泣いたなぁ...😢
パニック障害が落ち着いている今だからこそ、こうやって落ち着いて思い出せるけど、当時は本当に辛かったなぁ...🥺)


それからの私は、抗不安薬を飲む回数が増えていきました。
週3、4錠だったのが毎日一錠に。
そして段々と『薬を飲まないと不安になる』ようになってしまいました。
でもそんな自分が嫌で、『薬を毎日飲んでいる自分』を責めていました。


それで先生と相談して、指導のもとに数ヶ月かけて抗うつ薬を断薬し、抗不安薬を減薬しました。
それが私がうつ病になる半年前の出来事です。




しかし薬を減らした当時、私はかなりストレスのかかる環境に身をおいていました。
今振り返ると、あの時からすでにうつ病の危険信号が自分の中で出ていたことが明らかに分かります。
それでも「薬に頼る自分が情けない」という思いから私は断薬、減薬することを選び、そして「これからは自分の自然治癒力でパニック障害と付き合っていくんだ」と思っていました。
違う精神病が自分に迫って来ているとも知らずに...。


抗うつ薬を断薬し、抗不安薬を減薬してからというもの、私は気持ちがセカセカしたりイライラしたりするようになりました。
これは離脱症状のせいではなく、完全にうつ病の前触れでした。


そして、今まで何かを買う時はもの凄く慎重に吟味して、お財布の紐を緩める事を滅多にしなかった私が、イライラしてお金を使うようになっていきました。
たいして欲しくもない物なのに。


私の場合はゲームセンターで一度に一万円以上使う事を何回も繰り返していました。
止めようと思っても止められませんでした。
その時は楽しかった。
ゲームで沢山景品が取れるとスッキリしたから。
でもその帰り道は自分を責める最悪の時間でした。
「何でこんなにお金使っちゃったの? たいして欲しくなかったよね? なんで止められないの?」っと。

うつ病になった後に調べたら散財もうつ病の前触れとしてあることを知りました。


当時この事を親には言っていませんでしたが、
毎日イライラして気持ちがパニックになっている私を見て母は「病院に行ってもう一度薬を飲んだ方が良いんじゃない?」っと言ってくれていました。
でも私は『もう二度と抗うつ薬は飲まない。薬には頼らない』と決めていたので、母のアドバイスを受け入れる事はしませんでした。
今思えば、あの時母の言葉に従って早めに対処していたら、もしかしたらこんなに苦しまなくて済んだのかもしれないっと後悔しています。



そして断薬と減薬をしてから半年後のある日の朝...
糸がプツンっと切れたかのように、
私はうつ病になりました。




話が長くなってしまったので今回はここまでにしたいと思います。
冒頭で書いたように本当は別のこと...
『薬に対する私の見方を変えた』
について書きたかったのですが、書き始めたら私の経験話が思いのほか長過ぎました😅
上記の事はまた次の機会に書かせて頂きたいと思います。


最後までお読み頂き、ありがとうございました🌷✨

新しい一週間が始まりますね。
皆さま、体調にお気をつけてお過ごしください🍵


うつ病により自宅療養をしているため、サポート頂けましたらとても嬉しく、そしてとても励みになります。