早沢 司|総合コンサル

システムエンジニアを経て、現在、総合コンサルのマネージャー。 「シンプルに、スマートに…

早沢 司|総合コンサル

システムエンジニアを経て、現在、総合コンサルのマネージャー。 「シンプルに、スマートに」がモットー。 自分が若手時代に知りたかったことを発信します。

最近の記事

何故、「なぜなぜ分析」は上手くいかないのか。

1.「なぜなぜ分析」は意味がない? 「なぜ」を5回繰り返せ! 何か問題が起きたとき、よく言われる言葉です。 でも、この「なぜなぜ分析」、実際はあまり上手くいかないことが多くないでしょうか。「なぜ」を繰り返しても、結局は効果的な対策に至らない、、ということになりがちです。 ではそれは何故なのか。私の考えでは「問題の絞りこみ」が足りないから。具体例で考えてみましょう。 2.「なぜなぜ分析」が上手くいかない理由 例えば、次のような問題を考えてみましょう。 『 子供のテス

    • 天才!森川葵に学ぶ「爆速インプット術」

      ✔︎ 天才!森川葵さんの才能森川葵さんという女優をご存知でしょうか。 多彩な役を演じる素晴らしい俳優ですが、他にもとんでもない才能を持っています。それが、未経験の分野の技術をすぐさま習得する「脅威のインプット力」。 「それって!?実際どうなの課」の企画で、次のような技術をあっという間に身につけ、その道の達人たちを驚かせています。 ✔︎ 爆速インプットの秘密とはその脅威の習得速度から「ワイルドスピード」と異名をもつ彼女ですが、そのインプット能力の秘密は何なのでしょう

      • 仕事において「ロジカルシンキング」より大事なこと

        1.ロジカルシンキングは本当に重要?昨今、ビジネスパーソンの必須スキルと言われるのが「ロジカルシンキング」です。 私も数年前にコンサルティング会社に転職した時は必死に勉強しました。論理的思考に関する著書を何冊も読み、実際のプロジェクトでも試行錯誤したものです。 でも実際に現場に出てみて思いました。 「あれ?ロジカルシンキングを使うだけでは、  仕事って上手くいかなくない?」 2.ロジカルシンキングの限界もちろん論理性も重要です。ある程度の論理性がなければ、相手を納得さ

        • 「めんどくせーな」が口癖の先輩は、誰よりも優秀だった

          ✔︎ 仕事ができた先輩の口癖私が新卒入社したのは、あるシステム開発会社。そこでメンターとして付いてくれた先輩はいつも言っていました。 「めんどくせーなー」 何か仕事が増えると、彼はいつもそう言います。 ぶっきらぼうで、気だるそうに仕事をする先輩。 でも彼は、誰よりも優秀で仕事ができました。 20代半ばにして、開発チーム10数名の開発リードを担い、チームで最も頼りにされるエンジニアだったのです。 ✔︎ "めんどくさがり"は仕事ができるいま思い返すと彼が仕事ができたのは

        何故、「なぜなぜ分析」は上手くいかないのか。

          上司にレビューしてもらうタイミングは、結局いつがベストなのか

          1.上司と部下のよくある会話「資料作成お願いできる?スライド5枚くらいで」 「はい!承知しました!」 「あー、20%ぐらいできたら一旦見せて」 「20%ですか、、はい、、承知しました...」 こんな上司と部下の会話、よくありますよね。でもこの20%って曖昧です。結局のところ、上司レビューは、資料をどこまで作ったときに行えばよいのでしょうか。 2.若手がやりがちな「ダメな進め方」依頼された仕事を進めるとき、若手メンバーがよくやってしまう間違いに「資料の頭から作り始める」と

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          「仕事が速い人」と「仕事が早い人」  評価されるのはどちらか?

          1.仕事がはやい人ってどんな人?「先輩!仕事が"速く"なりたいです!」 若手メンバーによく言われる言葉です。 そんな時、私がする回答はズバリ、、 「まずは"仕事が早い人"になろう!」 2.仕事が速い人 と 仕事が早い人言葉遊びのようですが「速さ」と「早さ」 「仕事のはやさ」には2つの種類があります。 では「仕事が速い」とはどんな意味か。それは "仕事を処理するスピードが速い"ということ。 一方「仕事が早い」とは何かというと、 "仕事の着手タイミングが早い"もしくは、

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          仕事を"最短距離"で終わらせる方法

          1.仕事を速く終わらせるには?「どうしたら仕事を速く終わらせられますか?」 コンサル会社に入社してくる若手メンバーによく聞かれるこの質問。私の答えはズバリ、、 「仕事の最短距離を目指そう!」 2.若手メンバーは「速さ」に傾倒しがち冒頭の質問に対して若手メンバーに、あなたはどう思うかを聞いてみました。そうすると次のような回答をもらうことが多いです。 「Excelのショートカットキー全部覚えます!」 「タイピングを速くするため毎日練習します!」 「パワポの作り方を学びます

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