「仕事が速い人」と「仕事が早い人」 評価されるのはどちらか?
1.仕事がはやい人ってどんな人?
「先輩!仕事が"速く"なりたいです!」
若手メンバーによく言われる言葉です。
そんな時、私がする回答はズバリ、、
「まずは"仕事が早い人"になろう!」
2.仕事が速い人 と 仕事が早い人
言葉遊びのようですが「速さ」と「早さ」
「仕事のはやさ」には2つの種類があります。
では「仕事が速い」とはどんな意味か。それは
"仕事を処理するスピードが速い"ということ。
一方「仕事が早い」とは何かというと、
"仕事の着手タイミングが早い"もしくは、
"期限より前に仕事を終わらせる"ことを指します
簡単に言うと以下でしょうか。
・仕事が速い人 =「スキルや知識がある人」
・仕事が早い人 =「すぐやる人、すぐ出す人」
3.仕事は「早さ」の方が大事!
では「速さ」と「早さ」どちらが大事か?
私は「早さがより大事」だと考えています!
なぜかというと他者が評価するとき重視するのは
「速さ」ではなく「早さ」だからです。
例を挙げて見てみましょう。
4.早さが評価される理由
次の図を見てみてください。
上段は仕事にすぐ着手し、期限より早く仕事を
終わらせる「仕事が早い人」です。
下段は「仕事の速い人」です。作業はとても速く
「仕事の早い人」より2倍の速さで完了できますが
アウトプットを提出するのは期限ギリギリです。
では皆さんは、どちらをより評価しますか?
おそらく上段の「仕事が早い人」をより評価する
のではないでしょうか。
なぜなら、評価するのは「いつ提出してきたか」
という「タイミング」に対してであって、
仕事の処理スピードによってではないからです。
5.仕事が早くなる「3つのすぐ」
だからこそ、私は若手メンバーには、
「まずは仕事の早い人になろう」と言います。
具体的には「3つのすぐ」の意識が大事です。
① すぐやる!
仕事を依頼されたらすぐに着手すること
② すぐ聞く!
悩んだり疑問があればすぐに人に聞くこと
③ すぐ出す!
締め切りの期限より早く成果物を提出すること
6.若手時代は「早さ」を重視すべき理由
もちろん「速さ」もとても大事です。
どんなに早く仕事に着手しても、作業スピードが
期限に間に合わないほど遅ければ致命的ですからね。
それでも重視すべき順番はまず「早さ」であり、
次に「速さ」とするべきだと思います。
なぜなら「速さ」はスキルや知識に依り、向上にはある程度の時間が必要な一方で、「早さ」は「心がけ」だけですぐに変われる問題だからです。
だからこそ、まずは「仕事が早い人」になる。
そして次に「早く・速い人」を目指しましょう!
7.最後に
お読みいただき、ありがとうございました!
別の記事でも仕事の速さについて書いています。
良ければぜひ併せてご覧ください!
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