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シフトマネジメント

以前の記事で、私がマクドナルドに勤務していたことは書かせていただきました。当時働いていたことと、今のマインドフルネスに関して通じるものがあると感じ、”シフトマネジメント”について書こうと思います。

飲食系のお店では、おそらく、シフト管理するリーダー的な立場の方がシフト中に恐らく存在していると思います。過去私が働いていた当時、マクドナルドでは、”シフトマネージャー”という名前でその立場がありました。(現在はどう呼ばれているかわかりません)

シフトマネージャーが1時間ないしそのポジションにいる時に、シフトマネジメントを行うことになり、人員の配置や、店舗の現状を把握しクルー(マクドナルドでは従業員をクルーと呼びます)に指示を出したりします。

マクドナルドの教育プロセスの中には、(シフトマネジメントを行う)シフトマネージャーになる為の勉強会があります。その中で実際のシフト運営や、現状の把握の仕方などを学んびます。大学生以上のアルバイトやフリーターでもある程度実力が付くことでこのシフトマネージャーの勉強を受けることができます。(SWマネージャーと呼びます)

私が現在仕事を行う上で、この時に学んだ知識や経験が非常に良いものとして根付いていることに最近改めて気づくことができました。

中でもデシジョンメイキングという、店舗の現在の状況を瞬時に判断し、優先順位をつけるという決断法があります。クルーに色々な指示を与えていくうえで、デシジョンメイキングは非常に重要になってきます。
これは店舗運営にのみならず普段の仕事の中でも役立てることができる能力になります。

”七つの習慣”の中の、優先順位の話に近い概念がありますが、これができるかできないか、一分一秒の判断によりセールスに大きく影響を与える事になります。【7つの習慣は基本的なビジネスの概念が詰まっている内容なので非常に勉強になります】

このことからリーダー、シフトの管理者とは常に俯瞰的な立場でいる必要があります。何か一つにとらわれることなく、全体的に物事や現状を把握し、時に優先順位をつけながらチーム全体をみていく必要があります。

当時のマクドナルドの経験、リーダーとして店舗やシフト管理を行っていた時に、今振り返ると自身の視点がかなり限局的であったと振り返ることができます。”俯瞰する”また”客観的にみる”という事がいかに大事であったか、過去の自分では判断できなかったもの、現在の自分の思考や価値観からはそれを感じ取ることができます。

俯瞰視するとは、まず自身を俯瞰的に観ることができるようになり、初めて他者(環境)を俯瞰していけるようになります。
自身の特定の価値観や解決策のみで行動や指示を行えば、それがその通りに行くかどうかは自身の力量が全てを表していきます。
そのためチームや、社会組織の中で行動起こしていく時には自分自身、また他者それぞれを俯瞰的にみなければ全体的なアウトプットにダイレクトに影響が出てしまうことにもなりかねません。


マインドフルネスでは”今”この瞬間に意識を向ける事により、あるがままを感じていきます。自己受容を高めていく中で自身を受け入れる事、そして俯瞰して自身を見る事ができるようになります。

このことから”シフトマネージメント”の深い概念の中にはマインドフルネスによる、自己受容がマネジメント能力を高める事に繋がっていくといえるでしょう。

私のあくまで持論になりますが、忙しい人程、”未来”における”やらなくてはいけないこと”や、”過去の結果から得た対応策”に追われすぎていて、
”今”この瞬間を飛ばして生きてしまっている
ように見えます。過去自身がそうであった為、自身の視野の狭さにすら気づくことができませんでした。

私は、忙しい環境にある人程、マインドフルネスの実践をしていただきたいと考えています。20代前半の自分がその時マインドフルネスに出会っていたらまた違う未来や考え方、気づきによる違う選択肢の道を歩んでいたかもしれません。後悔ではありませんが、

”大切な気づき”を見落として、もう拾えなくなる前に、できればそこにあることに気づいて欲しいと思います。



人生では一度見落として、拾う事が出来なかったら、もう拾えなくなるものも時にはあるということです。私も数々の失敗という失敗ばかりを重ねてきました。今現在でさえ、予想通りうまくいかないことだらけです。その時、その時、”気づき”を拾う事が出来ていたなら、違う世界線が生まれていたかもしれません。

マインドフルネス瞑想、呼吸や自身の感覚に意識を向け、”今”に集中していきます。これがとても大きな”気づき”へのきっかけへとつながっていきます。






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