その①嫁に見放されたくない男の育休日記

「子どもが生まれてから、奥さんは変わりましたか?」

よく、同僚や友人からこんな質問を受けることがある。

子どもが生まれてから、家庭内における私のポジションは相対的に(かなり)低下した。

それは、もう、面白いぐらいに。

世のパパたちは、程度の差はあれ、ママから煙たがられ、邪険に扱われ、何もしない男とのレッテルを貼られた経験があるはずだ。

妻のため、子どものためとあれこれやっても、やり方の粗さを指摘され、頬に涙を流した経験がある方もいると思う。

かく言う私もそのひとりである。

ある調査によれば、夫が育児にどれだけ参加したかによって、その後の夫婦関係が良好であるかどうかが決定的に左右されるという。

そうは言っても平日は毎日仕事だし、家に帰ってからはヘトヘトだ。

いや、そんなこと言ってちゃいられない。

「仕事」とか「疲れた」とか「休みたい」とかがママはいちばん嫌いなのである。

日々育児に奮闘し、休みなく平日もひとりで子どもに向き合っているママにとって、「ダンナの仕事」など「屁」も同然だ。

「屁」ばかりこいていると嫁に見放されてしまう。
ならば、育休を取っちゃおう。

この日記では、育休を取るまでの経験と、育休中の奮闘、仕事に復帰してからの出来事などを綴っていきたい。

はたして男は嫁に見放されずに済んだのか?
乞うご期待。

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