嫁に見放されたくない男

嫁に捨てられたくない男の育休中の記録です。

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最近の記事

その⑤嫁に見放されたくない男の育休日記

今回の日記(その⑤)を書いている現在、育休期間から2年ほどが経過している。 0歳の新生児だった我が子はすくすく成長し、おかげさまで2歳になった。 なぜ更新に2年もかかってしまったのか? それは、「子育て中は「自分の時間」なんてないから」である。 日記なんて書いている暇があるなら、子どもの世話、洗濯、掃除、無限にやることはある。(そもそもこんな日記を書いていることが妻にバレてはいけない。) 私は元来出不精で、怠け者気質な人間だった。 そもそも育休を取得しようと思ったの

    • その④嫁に見放されたくない男の育休日記

      「褒めて伸ばされたい。」 情けないダンナの、口に出すことが叶わぬ願望である。 「家事・育児なんでもとりあえずダンナにやらせてみて、身体で覚えさせる」戦略を取った妻のストラテジーは正しい。 「自分でやってみないと覚えられない」のは仕事でもスポーツでも育児でも同じである。 ただし、世の女性陣諸君。 その戦略の運用方法を間違えてはいけない。 「なぜそんなこともできないの!」 「また間違えてる!」 「あなたにやらせると倍の時間がかかる!」 これらのワードは禁句である。

      • その③嫁に見放されたくない男の育休日記

        いよいよ育休期間に突入した。 育休を取れば、 「ロングバケーションを謳歌しつつ」 「育児に積極的に参加する優しいパパというイメージまでゲットできるんじゃないの」 という極めて不純な動機から始まった1ヶ月間の育休生活である。 先に結論から述べよう。 「夫婦というものは、あんまり四六時中一緒にいるもんじゃない」です。 ほどよい距離感。 付かず離れずの絶妙な関係。 「たとえ人生を共にする伴侶であっても、24時間ずっと一緒にいると疲れてしまうから、ほどよく離れる時間も必要

        • その②嫁に見放されたくない男の育休日記

          今回は育休を取得するまでの経過について書いていきたい。 妊娠がわかってから、何となく「育休を取ろう」というのは考えていた。 その理由を正直に話そう。 社会人になってから、長期の休みなんてなかなか取れたことがなかった。 しかし、育休を取れば、 「ロングバケーションを謳歌しつつ」 「育児に積極的に参加する優しいパパというイメージまでゲットできる」 という、妻には口が裂けても言えないような理由である。 動機は極めて不純だ。 とりあえず、どかーんと休みたかった。 「早起き

        その⑤嫁に見放されたくない男の育休日記

          その①嫁に見放されたくない男の育休日記

          「子どもが生まれてから、奥さんは変わりましたか?」 よく、同僚や友人からこんな質問を受けることがある。 子どもが生まれてから、家庭内における私のポジションは相対的に(かなり)低下した。 それは、もう、面白いぐらいに。 世のパパたちは、程度の差はあれ、ママから煙たがられ、邪険に扱われ、何もしない男とのレッテルを貼られた経験があるはずだ。 妻のため、子どものためとあれこれやっても、やり方の粗さを指摘され、頬に涙を流した経験がある方もいると思う。 かく言う私もそのひとり

          その①嫁に見放されたくない男の育休日記