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とっておきの空間『司馬遼太郎記念館』とニルス・フラーム

今日は土曜日ということで、

「理想の休日を過ごすなら」

あなたのはどんなのですか?

私は、大好きな音楽を聴きながら

✢ のんびりカフェでお茶
✢ 庭でまったり
✢ 大好きな本に囲まれる
✢ 素敵な建築を楽しむ

そしてそれが全て叶うとっておきの空間をご紹介です。

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司馬遼太郎ファンはご存知でしょうが、

「司馬遼太郎記念館」

て知っていますか?

東大阪市(大阪府)の住宅街にひっそりとあるのですが

建築は安藤忠雄氏です。

世界的な建築家の安藤さんですが、ベネッセのようにドカーンとすごいのもイイですが、

大阪の街中でちょこちょこ見かける建築も良い感じで、見つけると嬉しくなるのです。

その中でも私のお気に入りなのが「司馬遼太郎記念館」です。

「蔵書で囲われて、闇に包み込まれたような、かすかな光の空間のイメージ」(ウェブサイトより引用)

吹き抜けにある、11メートルの大書架
雑木林風の庭とコンクリートの建物

安藤ワールドが広がるこの空間で

聴きたくなるのがニルス・フラームだ、と私は思うのです。

ニルス・フラーム(Nils Frahm)はドイツ出身の音楽家です。

私は彼の音楽をエレクトロニックの世界から知ったのですが、

「ポスト・クラシカル」というジャンルのようです。

クラシックと電子音楽が融合された音楽で

なんとも言えない世界観を広げるニルスの音楽は

安藤氏の建築のように光と陰を感じさせます。

また、クラシックという音楽を現代に結びつけたニルスの音楽は、

過去(歴史)を現代に結びつけた作家の記念館で聴くにふさわしいと思うのです。

(海外からの投稿で音源の添付ができないので、外部のウェブサイトを添付しています。そこからニルスの音楽が聴けます)

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✱ 司馬ファン
✱ 本好き
✱ 建築やアート好き
✱ 庭好き

にはたまらない空間です。

私はこの場所に行った時は、鼻の穴が全開になりました。

庭から、当時のままの書斎が覗けるのも嬉しいです。

記念館では自筆原稿を載せた

『二十一世紀に生きる君たちへ』が購入できます。

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大好きな司馬遼太郎さん、実は結構ご近所に住まわれていました。

母は昔、あの白髪を近所のスーパーで見た!

と言っていました。

一気に庶民的になってしまいましたが

とても素敵な空間なのです。

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このご時世、好きな場所に行くこともままなりません。

もし制限がないのなら、あなたの理想の休日はどんなのでしょうか?

私も早く日本に帰りたいです。

そして帰ったら訪れたい場所の一つ

「司馬遼太郎記念館」、私の理想の休日の過ごし方でした。

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