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1000%うまくいく。初期段階の事業作り①

1000%なんて書くと「誇大広告だ」とか謎のクレームを出してくる人がいそうだが、おそらくその方々より広告に関するガイドラインも特商法もおそらく知っている。特に特商法に関しては弁護士でも弱い人が多く、レクチャーをしたことだってある。そもそも何より“個人の表現の場”であって、広告ではない。

ただ苦言を言いたいわけではなく、お角違いの話をするダメ経営者もかなり多く、センスない人にセンスないよと気づかせることも優しさだと僕は思っている。だから、この記事をきっかけにセンスがないことに気付く経営者が増えてくれると心の底から嬉しい。

ちなみに経営者がセンスを過信することが最も多いのが、ビジネスモデルである。“このビジネスが儲かるのでは?“的な話をされたことは人生で10000回以上あるけど、ほぼレベルの低い話ばかりで“事業“になっていない。

僕の場合はPR企画、CM制作・出稿、テレビ番組制作、タレントマネジメント、人材紹介、アパレル企画生産などが今並行して事業が動いている。恥ずかしながら1つの事業で年商100億規模にはなっていないが、全て5~10億は最低基準で到達するし、単体で30億から50億までは伸びる事業も多くある。

ただ、事業作りというものはマンパワーでは対応できなくなる瞬間が必ず来る。ある瞬間を境に社長の器が会社規模より下となり、メンタル的に苦しいだけで済まず、解決策の糸口さえ掴めないまま陥落していく。
経営者は会社と一緒に成長しないといけないから、事業だけを先送りして伸ばすと崩壊する確率が高くなる。

だから経営者育成も一緒にしている感じだが、これはこれで暗中模索の毎日。何でもない人が何者かになるのだから、一朝一夕では成し得ないのは当たり前。

そんな何者かになるために口酸っぱく言っているのが「長所を知れ」ということだ。周り口説くなったが、ここに1000%うまくいく秘訣がある。

「長所を知るためにはどうしたらいいか?」と考えたことある人は意外と少ないと思う。“長所と思い込んでいる“だけで、自分の長所をどうやったら知れるのか?と自問自答すると閃きが生まれやすい。

ちなみに知るために最も簡単な方法は、短所を知ることである。
短所とはできないこと、苦手なこと、スキルが劣ること、何でもOK。
自暴自棄になりそうな位に短所を出し尽くし、自分自身を断捨離することは非常うに大事だ。まずは全部出す。書き出しても良い。

そうすると、人が何かをするために最も邪魔になるプライドを必然的に捨てやすくなる。劣等感を持つ行動を薦めているのに、プライドなんて残るわけない。それでプライドだけ残るヤツはもう好きにしてほしい。

そうして自分の短所を出し尽くすと、ほんの少しだけ人に勝るかも?と思うものがいくつか残ると思う。それが長所の種だ。でもまだ種なんだから育てていかないといけない。

ここで会社経営もしたことないコンサルなら「短所を埋めるために人を雇用してマネジメントをしっかりしましょう」的なことを言うと思うけど、まだ年商1億2億程度でマネジメントなんて考える必要はない。机上の空論というか頭上の妄想しか生まれず行動力を失うだけだ。心配しなくても会社が伸びてきたら、マネジメントで心労極まりない時期が必ず来る。

というわけで、次のアクション。
それは会社単位でこの短所の抽出を行うこと。企業としてまだ成立してない段階では、経営者の短所と経営者の短所が酷似するケースが多い。それで何の問題もない。遠慮なくどんどん出そう。

同じように出し尽くしたら、次は企業レベルでの長所探し。もう薄々気づいているだろうが、ここで出てくる長所が初期段階での事業構築の肝となるのだ。

断捨離とはよく出来た言葉で、本当に捨てることから始めないと入ってこない。身近なものだと情報もそうだ。情報は足りていると思っている人に限って情弱であり、今の時代“情報を入れない“方が難易度が高い。 でもインプットできる情報量には限界がある。だから情報も断捨離する必要がある。情報をどんどん吐き出すのだ。アウトプットをしない限り、自分の頭の中は凝り固まる。ここから先の内容は前回の記事の通り。

少し長くなったので続きは次回に。
長所を炙り出した後のよくある失敗について書こうと思います。

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