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2024年、明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞお付き合いくださいませ。


この文章を目にされているということは今日も無事に目が覚めました。

おめでとうございます。

明石家さんまさんの座右の銘は「生きているだけで丸儲け」だそうです。

そう、ぼくらは今日確かに生きています。

自分が寝ているあいだも無意識運動は休まず働き続けてくれました。


地球に人間体験をしにきているぼくらは

いつか目が覚めない朝を迎えることになる。

100%必ず。

けれども、それはまだ「いま」じゃない。


人間として生まれてくると

この人生の中で必ず

身近な人との死別を経験する。

親を亡くして悲しくても

生きている限り、いのちは無意識運動の営みを止めない。


子供を亡くしたり

パートナーを亡くして

悲しくて死んでしまいたいとさえ思う程のショックを受けても

いのちは決して無意識運動の営みを止めない。


失業して苦しくても

病気で痛みや痒みに襲われて眠れない夜が続いて

頭の中では不安の言葉が止まらなくなっても

いのちは決して無意識運動の営みを止めない。


戦後、政界を揺るがした疑獄事件で

マスコミから国賊と批判された某社長は心労で暗い顔になって

直腸癌をつくってしまった。

大脳ではもう死んでしまいたいとさえ思っているのに

いのちは無意識運動の営みを止めなかった。


気がつくと肛門の脇に穴があいてきて

その穴から大便も含めて様々物が排泄されるようになった。

野口晴哉先生に「それは代用肛門なり。愉気をしなさい。」と言われて

本人は安心して

奥さんがその穴にせっせと愉気を行った。

穴はますます大きくなって、排泄はますます盛んになった。


穴から大便くらいしか出てこなくなると

開いた穴はまた元の姿に塞がっていった。

すると暗かった顔がすっかり明るくなってしまった。


大脳ではどんなに死にたいと思っても

本来のいのちには死にたいという本能はない。

いのちはやっぱり無意識運動の営みを止めなかった。


ひとりひとりが自分の人生という一本道を歩んでいる。

生まれる前に自分の魂がシナリオを描いてきた道。

その道の道中でどんなに辛い出来事に遭遇することがあったとしても

あなたの人生に同伴しているカラダを感じることができれば

そこには必ず営みを止めずに黙々と動き続けているカラダの存在を発見することができる。


生きている限り

ひとときも離れずに同伴してくれているカラダ。

くじけそうな時があったらカラダにふれてみて欲しい。

自分のハートに両手を当ててみる。

自分の胸を抱きしめてみる。さすってみる。

自分の両頬を両手で包み込んでみる。さすってみる。

すると手には必ず営みを止めないいのちの働きが感じられる。

いつだってひとりじゃない。

どうかカラダを感じながらこの人間体験を歩んでみてくださいね。



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