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カラダの心地いいを思い出そう。

活元運動の動画をアップしたら

2年ほど教わってやっているが運動が出ませんってコメントをいただいた。

運動が出ない方にぼくがお勧めしているのが、

ただひたすらに大あくびを誘導するってこと。


活元運動が出にくい方に共通しているのが、カラダが緩む感覚が分からない。

カラダの心地よさが分からない。

要は感覚が麻痺していることが挙げられる。

自分が硬張って緊張していると感じていなかったのに

実際に大あくびをしてみたら

笑っちゃうくらいリラックス出来ましたって感想をいただいたんだけど

自分の心地よさを感じられない程に感覚が鈍くなってしまっていたわけ。

麻痺になっていたと言ってもいい。

だから活元運動を学びに来室された方がそういった状態の場合

カラダが緩むって感覚を取り戻してもらう遊びのワークを行なっている。


カラダが緩む時の体感って

1箇所が緩むと、他の部位まで動きたくなる連動する感覚がある。

仰向けの姿勢で腕を伸びをすると、全身を伸ばしたくなるでしょ。

それが連動する感覚。

表情が縮んで動かなくなっている場合なら

長らく動かさないでいて縮んでいる部位がある。

鼻の横の頬骨の内側の部分や、鼻の下など

皮膚をずらすと痛気持ちいい感じが生じることがある。

痛気持ちいい感覚が出ると、やっぱり他の部位まで動き出したくなってくる。

それが連動する感覚。


いずれにしても心地よさを感じられないカラダには

硬張っている部位、感じられない部位がある。

だから緩んだ状態を体験してもらって

失っていた体感覚を取り戻してもらう。


すでに心身の不調を感じているのならもちろんのこと

本来ならば息をしているだけでも感じられるカラダの心地よさが感じられないのであれば

カラダが緩む体感覚をすでに失ってしまっている可能性が高い。


くたびれているのに風邪もひけない

眼精疲労や大脳緊張があるのに久しく大あくびをした記憶もないのであれば

ホメオスタシスが機能していないので相当にカラダの感受性は鈍っているし

緩む体感覚が失われていると判断できる。


今の時代は眼精疲労をはじめ

他人と比較したり

他人の目を気にして生きている人が多いので

大脳緊張に覆い尽くされて生きている人が多い。


大脳緊張によって硬張ってしまっているのであれば

いのちを営んでいる無意識運動がうまく機能していない

ホメオスタシスが機能していないわけ。


そんな違和感や不調を感じるとたいていのひとは

ジョギングしたりヨガをしたりカラダを動かして意識運動を行うんだけど

いのちの運営に携わっているのは無意識運動なのでそれでは間接的な効果しかない。

やっぱり運営している主体の無意識運動に働きかけるほうがいい。

だからこそ活元運動がおすすめなわけ。

ただし活元運動はすぐに動き出すひともいれば、

ぼくのように1年後に動き出す場合など人によって様々。


ただし生きているのであれば全員、今だって無意識運動が動いている。

活元運動がなかなか動き出さない人は

焦らずに、活元運動が現れやすいように

こころとカラダの環境を下ごしらえしてあげればいい。

その下ごしらえこそが大あくびなの。

大あくびは全身が連動する動きが出るし

大あくびをしている時には脳内から言葉が消えるからね。

カラダを緩めること

頭をポカーンとさせること

大あくびはどちらも実現できちゃうんです。







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