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2019年をアッパーに過ごしたい人、全員観て欲しい。『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』

「ちょうどいいブスのススメ」とか「勘違いブス」とか「デブのくせに」、そういう価値観は、斬り捨てていきたほうが絶対楽しい。モーニング娘。が「あたしゃ本当 NICE BODY 自分で 言う位タダじゃない!」って紅白のステージで歌ってたの、19年前ですよ。そこから全然変わってないじゃん。みんな、ぶん投げてとりあえずこの映画観て!

公開初日に映画館に行くなんて久々のことでした。美意識が高いのにちょいぽちゃ、なかなか自信が持てずにいた主人公のレネーが、頭を強打。突然「わたしって、美人でナイスバディかも!」とポジティブシンキングに。容姿はそのままなのに、本人の振る舞い方が代わったことにより、周囲の評価も変わって、人生が好転する話。

これが本当に良かった〜〜〜!!! 「美人になりたい」「美人じゃないと」ってビジュアルに固執しているレネーだけど、見た目はそのままに幸せをガンガン掴んでいく様子は軽快。

でもレネー、頭を強打する前からピンクのウェア着て、美女だらけのジムに通おうとしたり、努力が見られるのがいい。コンプレックスでうじうじする様子が悲惨な感じで描かれてないので、スッと物語に入り込むことができました。自己認識が「モテない・冴えない・自信がない」という状況でも、タイトスカートにハイヒール合わせてておしゃれだし。日本の作品だったら、このスタイリングにはならなかっただろうな……。

レネーは高級化粧品会社で働いているので、本社で働く女性たちの攻めまくったメイクも楽しかったー! 「カタログみたいなメイクを普段から貫いている女がいる職場、楽しそうだな」と思うけど、美の査定が厳しい。レネーレネーはその姿を隠されるように、EC担当として地下室に隔離される。「美しくなければ出世できない世界」だと思い込み、その状況を受け入れているわけなんですが、それもマインドが変わったことによって環境も変わっていく。本当に良い物語でした。

吹き替え版は渡辺直美さんが担当。こちらも観たいので、新年もう1回観に行こうかなー、と思っています。

Twitter日記

映画があまりによかったので飲みたくなり、オイスターバーに行きました。無所属フリーランスの、ひとり納会。西武渋谷店のFISH & OYSTER BAR、サッと入ってサッ帰っていくおひとりさまがちらほら。大人〜! って感じがして良かったです。またやろう。


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