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折り返し地点は確実に過ぎている 22.2.21

先月の下旬に県内すべての図書館が3月いっぱいまでの休館を決めてから、半月以上が過ぎた。
事前にそれはわかっていたので、読みでのある本を中心に制限冊数ぎりぎりまで借りた。
だが急いでいたこともあり、借りた本すべてが面白かったわけではない。
現在のところ読書スピードを緩めているが、今後さらなる休館延長も考えられるので、どうしようかというところ。

前に書いたように、「自炊」用の本が少なからずあるので、足りなくなったらそれを読めばいいわけだが、どこか食指が動かず。
我が家には、僕が特に大事にしている本専用の棚があるが、ここ数年――もしかしたら十数年、そこに手を付けていない。「いつでも読める」という慢心が、長らくの「積ん読」を招いた。
たとえは悪いが、「釣った魚に餌はやらない」とでも言えばいいのか。
いつまで若いつもりでいるのか、と自分で自分にツッコミを入れたくなる愚かな所業である。

そういう経緯もあって自炊を始めた。

――と、つい先日のように書いているが、実のところ裁断機は7年前、スキャナーは去年購入した。
正確には裁断機を買ってから数年後に中古のスキャナーを買ったのだが、機械自体が使い古しのうえ、紙を重ねて巻き込んでしまうことが多々あり、とても使い物にならなかった。
だがころな禍に入って命が無限ではないとあらためて思い知り、外出もできず、さらには例の10万円がばら撒……配られたこともあって、ついに新品のスキャナー購入を決断した。

買ってからいつもの「面倒くさがり病」で、しばらく放置していたが、収束し掛けていたと思われていたころな禍がまさかの過去最大の波になったことで、重かった腰をやっと上げる。
つまるところ暇だし。


人生の折り返し地点は確実に過ぎているので、「ゴール」に向けて、いまからスタートを始めなければならない。僕のことだから、時々サボったり寄り道することが多々あると思うので。

ころな禍が終わっても、その気持ちは忘れないでいたい。


つーか、終わりの兆しさえ見えないが。




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