介護職の賃金について。
最近報じられることも多い介護職の「6000円の賃上げ」について書きたいと思います。
介護職の給与は昔に比べて給与は改善されつつも、全産業平均と比べると2022年では約7万円ほど低いという結果に。
これが10年前は約10万円低かったので、多少前進は見られます。
しかし以前よりも物価高がはるかに進んでいるため、比率で考えればマイナスに転じているのは明らかですよね…。
介護職の人員不足は昔から言われていますが、昨今は高齢者も増加へと転じているので、昔とはまた訳が違います。
2035年には団塊の世代が85歳を迎えるという需要に対して、環境の整備も追いつかない状態では
職員の供給も全く間に合いません。
個々の事業所や法人も、可能な限り「国に抱えてもらう」だけという思考も減らしていった方がよいのかなと考えます。
介護報酬がメインの利益となる現状から、自分たちで出来る「利益が発生する社会貢献」の新しい形を模索していかなければ、存在そのものが危ぶまれていくのかなと危機感を覚えてます。
あくまで介護は「サービス業」。
もっと前向きにお金について、職員も考えなければいけないんじゃないでしょうか。
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