デザイナー 根津 孝太さんの著書。

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「自動車のデザイン」と聞くと，最初にイメージするのはスポーツカーだろう。流線形のボディにいかにも「速そう」なデザイン。

本書はスポーツカーを含め，自動車の歴史や往年の名車，未来の車まで語られている。

一般的に普及し，憧れから効率的なツールへと変化してきた自動車。

その自動車のデザインには，デザイナーが自動車に込めた世の中への狙い・社会への活躍を企ててきた背景がある。

もっと速く移動したい人類の身体の拡張であり，自動車の工業製品としての美，社会への瞬間的かつ現実的な表現の美をカーデザインから学べる。

水陸乗用車，スポーツカー，スーパーカー，ワイルド・スピード，パイクカー，エコカー，ミニ四駆，バットマンのバットモービル，ガンダムまで幅広く考えられているカーデザイン。

ふわふわしていた知識や自動車への想いが，ひとつひとつ批評されていて，本当に自動車が好きだからこと批評しながら語ることができていると感じる。

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オンラインサロン PLANETS CLUBの入会特典として入手しました。

車好きな自分には共感できる部分と新たな発見があり，楽しく1日で読み終えました。

車好きにはオススメの一冊。