こんにちは。
渋谷、大宮でパーソナルトレーニングジム「Sharez（シェアーズ）」を運営している、岡崎秀哉（@hide_sharez）です。

この記事では、僕がパーソナルトレーニングジム「Sharez」を通じて実現していきたいことについて、まとめていきたいと思います。
正直、日々の店舗運営に追われて、見失っていた部分もあり、改めて整理したので、ここに記したいと思います。

1.どんな思いで綴ったのか

まず、この記事をどんな方に、どう感じて読んで頂きたいか、勝手に僕の思いを記載します。
昨今パーソナルジムは増え、すごい数あるわけですが、この記事を読んで頂いた方に「Sharezというパーソナルジムがあるんだ」と認知して頂いたり、すでに「Sharez」や岡崎の存在を知って頂いている方には、「岡崎はこんな事を考えているんだ」であったり、「こんなジムだったんだ」「このジムちょっと面白いな」と少しでも知って頂いたり、気にして頂けたら嬉しいです。
また、現在パーソナルトレーナーとして活動している方や、パーソナルトレーナーという仕事に興味がある方には「Sharezってこんなジムなんだ」と知ってもらえたら嬉しいですし、少しでも「ここで一緒に活動してみたいな」と思ってもらえると最高です。
さらにさらに、この記事を読んでもし「良いね♪」と感じたら、イイネやSNS等でシェアして頂けると大変嬉しいです。
では、本題に入っていきます。

2.パーソナルトレーニングジム「Sharez」のテーマ

まずは、パーソナルトレーニングジム「Sharez」のテーマについて。
パーソナルトレーニングジム「Sharez」で掲げているテーマは、
「パーソナルトレーニングを通じて人生を豊かに」
というものです。
これは、お客様、トレーナー、両面に対して届けたいテーマで、お客様には「Sharez」のパーソナルトレーニングを受けて頂くことで、心身ともに良いコンディションになって頂き、お客様の人生を少し豊かにするサポートができたら、と考えています。
トレーナーには、「Sharez」でのパーソナルトレーナーという仕事を通じて、自分の人生を豊かにしていってほしい、という思いがあります。
「パーソナルトレーニングを通じて人生を豊かに」という思いを実現するに、お客様、トレーナー、それぞれに対して、考えていることがあります。

3.お客様に向けて

まずは、お客様に対して。
僕自身、2010-2015年まで、フィットネスクラブ、短期ダイエットジム、高級スパフィットネス、個人パーソナルジム、出張パーソナル、スポーツ選手指導、ヘルスケアスタートアップなど様々な形でパーソナルトレーニング、フィットネスサービスに関わってきましたが、2015年以降、僕が向かった行く先は「通い続けられるパーソナルトレーニングジム」というものでした。
「通い続ける」という点に関しては、賛否両論あると思っていて、「自分1人でトレーニングできるように指導し、卒業してもらう」というスタイルのパーソナルトレーニングジムもあり、それも素晴らしいことです。全く異論はないです。
僕としては「卒業できるジム」も「通い続けるジム」も、両方あって良いし、それはお客様が選ぶことだとも思います。
「Sharez」としては、もちろん「自分でトレーニングできるようにしたい」という要望があれば、それにお応えしようとしますが、基本的には、定期的にずっと通って頂けるパーソナルトレーニングジムを目指しています。
それを実現するには「価格帯」と「トレーナー」がポイントだと思っています。
僕がパーソナルトレーニングジム「Sharez」を出店した2015年には、RIZAPを筆頭に、2ヶ月16回20-30万円という、短期高額型のパーソナルトレーニングジムが主流でした。
料金は一見高いですが、実際にRIZAPにはお金持ちの方だけでなく、一般の方も多く通っていました。しかし、通い続けている方は数少なかったです。
つまり、これは「短期間のダイエットサービス」に対して、高額が支払われていたと考えています。
僕としては、短期間に、というものではなく、無理のない範囲で、とはいえ少し背伸びをして努力して痩せていったり、少しずつ筋肉をつけていきたい、というニーズに対してサービス提供していきたい、と考えました。その為には1回のトレーニング当たりの単価はもう少し下げなければなと。
そんな理由から、少し特殊ですが、月会費+パーソナルトレーニング1回5,000-8,000円程の料金に設定し、週1回通った場合、月額換算で30,000-40,000円程の金額感でサービス提供しています。
実際、Sharezには、学生さんから70代の方まで幅広い世代の方々に通って頂いており、年単位で通って頂いている方も数多くいらっしゃいます。
一方で、お客様に長く通って頂くということは、「お客様に必要なトレーニングを提供し続けていく」ということです。
その為には、例えば「ダイエット指導できます」だけでは通用しません。
なぜなら、お客様が年を重ねれば、トレーニングの目的が変わるかもしれないし、突然趣味でスポーツを始めて、そのスポーツに必要なフィジカルトレーニングをしたくなるかもしれないし、転職してデスクワークが増えて肩こりや腰痛が増え、それを改善したくなるかもしれません。
そういった意味で、トレーナーの指導力、引き出しの多さ、知識の幅広さ、コミュニケーション力が必要だと思っています。
ですので、お客様のニーズに答え続ける為に、それに共感し、努力し続け、成長できるトレーナーを採用していきたいですし、そういったトレーナーを育成していける仕組みを作っていきたいです。

4.トレーナーに向けて

次にトレーナーに対してです。
これは、僕の個人的な思いがまず強く、僕自身が「パーソナルトレーナーという仕事を通じて人生が豊かになった」と心から思っています。
僕が本格的にパーソナルトレーナーとして活動し始めたのは2012年頃です。
当時、東京に出てきて間もなかったですし、24歳とかだったので、お客様との会話、お客様の考え方、生き方から、刺激を受け、様々な事を学ばせて頂きました。
何年もトレーニング指導させて頂いているので、ジムだけでなく、プライベートでもご一緒させて頂く方もいます。
毎週1時間、何年も続けて会い、時間を共にする、こんなウエットな仕事が他にあるのだろうか？と思ったりします。
基本的にご紹介のみで、多い月には月間250本のパーソナルトレーニングを行わせて頂きました。
これは、お客様に長く通って頂けるよう、学生時代も含め、身体やトレーニングについて勉強してきたし、様々な形でフィットネスの仕事を経験してきたし、積み重ねてきたからできたことだと思っています。
ですので、「Sharez」のトレーナーにも、学び成長し続け、お客様と良い関係を築き、しっかり売り上げて、パーソナルトレーナーという仕事を通じて、人生を豊かにしていって欲しいと考えています。
その為には、まず適正な報酬が支払わなければいけないと思います。ですので、他社の報酬形態なども調べ、遜色ない金額に設定すると共に、実績に応じて、セッション単価がアップし、報酬も高くなるように設定しています。
また、Sharezのマーケティング担当である伊藤が緻密に管理し、ジムとして安定的な集客が実現できるように努力しています。
そして、自己実現という意味では、マニュアルに従った画一的な指導ではなく「どんなトレーナーになりたいか？」「どんなサービスを提供したいか？」トレーナー自身の意向を確認し、それに従って育成し、個性を活かしたトレーナーになっていって欲しいと考えています。
SharezのHPを見て頂くとわかりますが、トレーナーそれぞれ、思いや指導コンセプトが異なっており、お客様が自分に合ったトレーナーを選択しやすいようにしています。

5.パーソナルトレーニングジムのその先へ

パーソナルトレーニングジムを運営しながらも、実現したいことがいくつかあります。
それは地域社会への還元です。個人的な部分で言えば「お世話になった場所や人への恩返し、貢献」です。
僕は、生まれが鹿児島県、育ちは岐阜県飛騨高山、大学が鹿児島県、社会人は関東、と言う変遷です。恩返しをしたい、何か貢献したい場所がいくつかあります。
Sharezのトレーナー陣にもそれぞれ地元があり、お世話になった地域、人がいます。
そういったところに対して、パーソナルトレーニングジム「Sharez」を起点に、恩返し、貢献していきたいなと。
思えば、僕は高校時代から独学で筋トレを始めました。
陸上競技を行なっていたので、雑誌「陸上競技マガジン」を読み漁り、紹介されている筋トレ種目を見よう見まねで、学校や公共施設の道具を使ってやっていました。
見よう見まねなので、フォームもめちゃくちゃだったでしょうし、負荷設定も適当でした。食事も適当でした。
スポーツの練習にしても、独学で効率も悪く、ケガも多くしましたし、色んなスポーツをしてきましたが殆どが競技成績もイマイチでした。（そもそものフィジカル能力も高くないのですが・・・）
僕の通っていた中学校、高校は田舎の公立高校なので、スポーツ強豪ではなかったし、お金もなく、専門的な指導者を雇ったりはできなかったのです。
そんな経験から、スポーツ強豪校や私立校でなくても、スポーツに関わっている学生や子供に、正しい筋トレや食事の知識、運動や身体についての正しい情報を提供したいなと思っています。
また、スポーツ関連だけでなく、そのご両親、高齢者の方などパーソナルトレーニングジムに来ていない方にも、少しでも運動や身体の面でサポートできないかなと。
パーソナルトレーニングジムだと、来店して頂く方にしかサービス提供できません。なので、パーソナルトレーニング以外の時間を活用し、様々な形で、パーソナルトレーニングジムのある地域に関わっていきたいなと。
とはいえ、こんな欲張りな事を考えていると、ビジネスとか言ってられない訳です。
なので、ビジネスとしては、パーソナルトレーニングジムをメインとし、その他の地域との繋がりに関しては、ビジネスという認識抜きにでも関われる状況を作りたいなと考えています。

6.少しだけ形に

パーソナルトレーニングジムを運営しながら、地域貢献していくというのは簡単な事ではなく、思いはあるものの、まだ全然形になっていません。
ですが、2019年12月。
地元飛騨高山で、飛騨地区陸上協会とタッグを組み、中高生の陸上部の方々約200名に向けて、ランニング動作や筋トレについてのセミナーを行わせて頂きました。

また、飛騨高山の一般の方々にもお声掛けし、ダイエットや筋トレに関するセミナーを開催させて頂きました。

これらの取り組みは僕がイメージしているものにちかいです。
まだまだ小さな一歩でしたが、地元飛騨高山でアクションできたことは非常に貴重な一歩となりました。間違いなく、お金とかではない、やり甲斐を感じました。
僕自身の地元飛騨高山でも、もっとアクションを起こしていきたいですが、少しずつこれらを広げていきたいと考えています。

7.最後に

パーソナルトレーニングジム「Sharez」は、現在渋谷2店舗、大宮と合計3店舗運営していますが、今後も様々な地域に店舗を増やしていく予定です。
これは、ただパーソナルトレーニングジムを増やすという事ではなく、これまで記載してきたように、地域社会への貢献ができるパーソナルトレーニングジムを増やしていきたいのです。
その為には、絶対的に「人材」が必要です。
ここまで書いてきた思い、考えに共感して下さったトレーナーさんは是非気軽にご連絡下さい。お互いの考えが一致するようであれば一緒に、作っていきましょう！
ここまで読んで下さったトレーナー以外の方も是非応援して頂けると嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました！

この記事に関して何かございましたら、気軽にTwitterなどでご連絡下さい
↓↓