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各クラブが抱える新スタジアム建設問題と、2024年に完成する新しいスタジアムとを見比べて、新しい時代のスタジアムの在り方について少しだけ真剣に考えてみた、というお話
JFLからJリーグへと参入しようとするチームが直面する問題は大きく分けて3つあると思います。 まずは成績。ついこの間まではJFL 4位以内かつ、Jリーグ参入要件を満たしたチームの中で2位以内という条件でしたが今はJFLで2位以内と、かなりハードルが高くなったイメージはあります。今まではJクラブを増やす方向で動いていましたが、昨年の2チーム昇格でJクラブの定員とした60クラブに到達したので、今後はそれらのクラブの単純な入替作業だけになります。条件はより厳格になるのも無理はない
全社を見ながら、ボトムアップ型の地域スポーツクラブという、これからの社会に求められるクラブのあり方についてちょっとだけ考えてみた、というお話
引き続き、全国社会人サッカー大会2回戦のお話です。この日勝つと、この大会に地域CLの出場権を賭けたチームはグッと近づき、逆に今日負けてしまうとその時点で今シーズンが終了していまいます。まさに天国と地獄といった、いつもの全社2日目です。 10/22 全国社会人サッカー大会@SAGAサンライズパーク セカスタ ジョイフル本田つくばFC 1-0 コバルトーレ女川、アルテリーヴォ和歌山 2-1 アルティスタ浅間 この日の会場の佐賀県総合運動場。大昔に一度だけ来たことがあります。昔
苦しい時、サポーターという「部外者」が出来ることって一体なんなんだろう?という永遠の課題について改めて見つめ直してみた、というお話
久しぶりに武蔵野の話です。 10/22時点で東京武蔵野ユナイテッドは勝点26で14位。地域リーグとの入替戦回りとなる最下位にいる沖縄SVとは勝点差が7ありました。 翌週の10/29の試合。東京武蔵野ユナイテッドは4位のレイラック滋賀に0-3と敗れ、対する沖縄SVは鈴鹿ポイントゲッターズに2-1と勝利。勝点差は4となり、沖縄SVとしては残り4節(沖縄SVは残り4試合、東京武蔵野ユナイテッドは残り3試合)で十分に逆転可能な成績にまで追いついてきました。 一昨年の苦しかった残留争
以前から見たいと思っていた専門学校サッカー大会を見ながら、専門学校という特殊な環境についてあれこれ考えてみた、というお話
いろんな大会を幅広く見に行っているのですが、まだまだ見たことのない大会がいつくかあります。その中でも特に見たいと思いつつなかなか見にいく機会のなかった大会が、今回のメインテーマである全国専門学校サッカー選手権大会です。この大会、何が大変かというと日程が月曜日開幕、木曜日閉幕という平日のみの開催という、観戦するには実にハードルの高い大会なのです。そしてこの大会。この17年間、滋賀の甲賀健康医療専門学校(現ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)と履正社医療スポーツ専門学校(現履正社国際
なんとな〜く見ていたチームが、気がついたらそこそこ気になる存在になり、最終的には帯広まで行くことになったよ、というお話
全国大会の開催地って、ごく一部の大会を除いて持ち回りで開催されることがほとんどです。しかも、その多くの大会がある一定のルーチンで決められています。 例えば高校総体。高校総体は全国を北海道、東北、関東を「東」(近年では東北を「北東北」「南東北」、関東は「北関東」「南関東」に細分化されています)、北信越、東海、近畿を「中」、中国、四国、九州(近年は「北部九州」「南部九州」に最近されています)を「西」と大きく3つのブロックに分けて、「東」「中」「西」を各年ごとに順番に回すことで、全
企業スポーツ文化が根強く残る秋田の地で、企業スポーツの原点に立ち返り、さらにその崇高さについてあれこれ思いを馳せてみた、というお話
会社の名前のついたサッカーチーム=その会社のサッカー部、と必ずしもそういうわけでもないのです。以前は会社の冠のあるチームは、選手スタッフ全員がその会社の従業員というのが当たり前でした。しかし近年では、会社の名前はついているけども社外の選手も在籍するチーム、言ってしまえば「サッカー部」ではなく「クラブチーム」という形式を取るチームも出てきました。それは、雇用形態の多様化や金銭的や経理上の問題、場合によれば株主への対策の一環というケースもあるかもしれません。要は、昔みたいに強化ク