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本の森へ。

note89日目です。
今日はNHKの番組「趣味どきっ!」の1つ
「読書の森へ 本の道しるべ」について書きます。

たくさん入り口があって、だれでも自由に入れる「読書の森」。

いろんな分野の本好きの方や、作家さんが登場して、
・作家さんの作品
・作家さんの本棚
・エピソード
・好きな事・雑貨・文房具
・作家さんが好きな本
・作家さんの支えになっていること
などなど、作家さんが好きな方はもちろん、
本好き、雑貨好き、文房具好きにはたまらない番組です。

見逃し配信や、本にもなっています。
8回くらい放送したら、また何年後かに放送されます。

先週放送された、絵本作家の「堀川理万子」さんの回です。

たくさんの本や、お気に入りのものに囲まれた、すてきな創作空間です。

番組を見ていて、印象に残った2つのこと。

・堀川さんが、本を読んでいてうれしいとき。
それは、自分の気持ちに名前がついたとき
数行かもしれないし、1冊の本かもしれない。

すごく分かります!うんうんと思いました。
本を読んでいて、いまの自分の気持ちを表現する言葉に出会ったとき。

本を読んでいたら、文章から
自分の過去・追憶が思い出されて、
当時の情景とともに、文章に自分を重ねる。

言葉にならずに、自分の心の奥底にずっと眠っていた
名前のない、けど、たしかに存在している何かが
本を読むことで、言葉(名前)になって、世界に生まれてくる。

どうして作者は、私の気持ちをこんなに分かるんだろうか。とも
作者の世界に入り込んだようにも、感じられる。
現実に戻ったときは、電車だったら3駅くらい乗り過ごしているかも。

・大人になってから短歌が好きになったきっかけ

堀川さんは、恩師の島田修三さんの句を、
大人になってから読んで短歌が好きになったそうです。

鰤のアラ 炊きつつ 心ととのふる

本なら熟読。人には丁寧。

島田修三さんの句

堀川さんは、「台所で、鰤(ブリ)をみりんとか醤油とかで
グツグツ煮たりしていて、その日にあった嫌なこととか、
整理されて心が整っていったんでしょうね」と想像する。

たしかに、鰤(ブリ)、煮物をグツグツ煮込んでいると
心がおだやかになるように思います。

堀川さん自身、すこし心がざわついたときに
本棚から島田修三さんの本を取り出し読んでみるそうです。

「自分が鰤(ブリ)を炊いていなくても
心がざわざわしたときに読む。すると心が落ち着くんです。」

恩師の句によって、短歌を好きになり
また、句によって心が落ち着く。
素敵なエピソードでした!

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

[できたこと]
本の森を歩く。




自分自身、本が森のようだと感じたのは、
初めて大きな本屋さんをみたときです。

ジュンク堂本店、紀伊国屋書店、
八重洲ブックセンター。
地下から8階くらいまで、すべてのフロアが
本で埋め尽くされている圧巻!

横にずっと広がる本屋さんでは、
今はないリブロ本店を思い出します。

また、ジャンルがとても細分化していて、
たとえば心理学というジャンルの中に
さらに小さなジャンルに分かれて
本が並んでいてビックリしましたね。


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