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「日本の石ころ標本箱」を読んだ中二女子の感想

砂岩、泥岩、蛇紋岩、チャート・・・。

教科書に載っていたので機械的に覚えた単語の数々が、魅力的に思えてきました。

同じチャートでも赤茶色のだけじゃなくて色々な色がありますし、流紋岩で白くないものもあるんですね。

チャートの角が波に洗われて丸くなっている石ころが、「あら~こんなになって」という感じで少し面白かったです。

色とりどり、模様もさまざまな石ころがたくさん載っていました。

今までなんとなく海岸や河原を見てきたつもりでしたが、本当になんとなくしか見ていなかったです。

写真を見る限りでは、砂岩と流紋岩と変成岩、なかなか判断が難しかったのですが、本物を見てみたら違うのでしょうか。

しかし、色々な石がありますねぇ・・・。

その海岸で有名な石ころ、なんてのもあるらしく。

(小学三年生の社会で習いそうだなぁ・・・と密かに思いました。)

鉱物って、石の一部なんだなぁと思ったんですよ。

結晶鉱物って、この地球を構成している岩石のほんの一部でしかないもんだなぁと思って。

この図鑑の中にも、これはこういう鉱物でできていて・・・みたいなお話もありましたし、なんだろう。

岩石の一部分に入っている鉱物も、私が好きな「鉱物」なんだなぁと思いました。

そう思ったら、なんだか「地学」全般にも興味が湧いて来たんですよね。

これまで、「教科書にも水晶とかフローライトとか載せてくれたらいいのに・・・」なんて言っていたのに(笑)。

これはなかなか、流紋岩やら何やらにも興味が持てそうだぞ?と。

花崗岩ペグマタイトとか、鉱物も岩石の中で成長したりするんですもんね。(ですよね?)

堆積岩なんかも、教科書の中の現象が石ころを握れば掌の中なんですもんね。

すごいです。

と、いうわけで。

地学の本、読んでみます。

しつこいですが、あの綺麗な鉱物は岩石の一部なんだなぁと思い、それから石ころの多様さに魅せられた一冊でした。

自分で行ける範囲の河原や海岸を訪れつつ、この図鑑の石ころを制覇してみたいです。

しばらく寝かしていた記事でした💦地学関係の本の感想はこちら↓

「地球の履歴書」を読んだ中三女子の感想|ひかり/読書ノート|note
「面白くて眠れなくなる地学」を読んだ中三女子の感想|ひかり/読書ノート|note

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