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循環する物たち

先日、鶴見済さん主催の『不適応者の居場所』というイベントへ行ってきたことは先日ここに書きました。

このイベントの中では『0円ショップ』も行われていたんですよね。

参加者がいらないものを持ち寄って1箇所に集め、欲しい人が欲しいものを貰っていくというシステムです。

鶴見さんは、他数名の仲間と共に、国立駅近くの路上で毎月一度「くにたち0円ショップ」を開催されているのですが、そのミニチュア版ですね。(「くにたち0円ショップ」に関しては、以下の記事に詳しく書かれています。)

私も「くにたち0円ショップ」に行ってみたいなあと思いつつ、なかなかタイミングが合わなかったのですが、今回のイベントの中でも0円ショップが開催されるということで、楽しみにしていました!

私が持っていったのは、本3冊と新品のスマホ用カードリーダー(PC用と間違えて以前買ってしまったもの)。

全部別々の方に貰っていただけました。

そして私は、ストライプのシャツとクロップドパンツ、それから椅子の脚の裏側に貼る傷防止用のフェルトをいただいてきました。

持っていきたいものはもっとたくさんあったのですが、残ったら自分で持ち帰ることになるので、旅行中だから控えめにしました。

この日宿に帰ってから、着ていたものを汚してしまって、早速ストライプシャツの出番がありました。持っててよかった~。

そして、椅子の脚に貼るフェルト!ほんとうにもらってよかった!

私は自分の部屋で使っている椅子に、いつも100均で売っている椅子の脚カバー(靴下みたいなやつ)を履かせていたのですが、最初はピッタリはまっても、すぐにずり落ちてきちゃうんですよね~。しょっちゅう、ずり落ちては上げ...ということを繰り返していたのですが、このフェルトを見て、なんでこういう商品を使うっていう発想に至らなかったんだろう...と思いました。存在を知らなかったわけじゃないんですけどね。

早速家に帰って、フェルトを切って貼ったら、めちゃくちゃ快適な椅子になりました。ありがたや~。

私はメルカリもここ一年弱の間に、すんごく活用するようになりましたが、写真を撮ってアップしてやりとりして梱包して発送して連絡して......っていうのは、それなりに手間がかかりますし、ごくたまにですが、嫌な思いもするんですよね~。

もちろん、捨てるより、買取業者にタダ同然の価格で売るより、はるかに素晴らしいシステムなんですが、0円ショップはまた全然違う魅力がありますよね。

もしかしたらメルカリで値が付くものをあげちゃうの勿体無いなんて気もしますが、規模が大きければ、自分も欲しいモノが無料で手に入ったりすると思うので、双方に利益がありますよね。

今回、私が持っていった本がいかに面白いかを解説して、貰っていただけたのも楽しかったです。

ほんとうは、自宅近くに0円ショップがあったら一番いいんですけどね。それが日本の文化みたいになれば、ゴミも減るし、無駄な生産も減って、もっと物を大切にするような気がします。

イギリスでメルカリが定着しなかったのは、中古品は寄付するのが普通という文化があるからだそうですね。

今ゴミとして燃やされたり埋められたりしているものが、必要としている人の手に渡るシステムが、どんどん簡単になっていけばいいなあと思っています。

これまでたくさんのエネルギーを消費し、これからも消費していく自分の罪の意識を少しだけ減らす意味でも、今すでに持っている物を、なるべく捨てないで循環させていきたいと思っています。

#日記 #エッセイ #毎日投稿 #毎日更新 #0円ショップ #鶴見済



いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。