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ミャンマー起業日誌@yathar

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ミャンマーで起業したビジネスの事を残していきます。
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記事一覧

スーパーアプリ時代のグローバル対応とは - imgix(画像配信・CDN)編

スーパーアプリ時代のグローバル対応とは - imgix(画像配信・CDN)編

yathar(https://yathar.com)では、ユーザーからのレビュー写真やお店からのメニュー画像などが日々蓄積されています。
これらの画像配信には AWS S3に保存したデータを CloudFront を通して利用していたのですが、レスポンスが速いとはいえない状態でした。
さらに画像を様々な大きさや縦横比率に加工する必要もあり、それらをプログラム側でやっていました。
結果、毎回配信され

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スーパーアプリ時代のグローバル対応とは - UI/UX編

スーパーアプリ時代のグローバル対応とは - UI/UX編

私の会社が運営している「yathar」は、ミャンマー国内向けのグルメサービスです。日本で言えば「食べログ」や「Retty」のようなサービスに近いと思います。

このサービスのリニューアル・プロジェクトを担当しましたので、今回はUI/UXの観点から、「スーパーアプリ時代のグローバル対応」をテーマにご紹介したいと思います。

スーパーアプリ化の流れと開発方針リリースから1年半が経ち、ありがたい事にある

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ミャンマーのフードデリバリーサービス比較検証

ミャンマーのフードデリバリーサービス比較検証

日本ではUberEatsが認知度を上げていますが、東南アジアでもフードデリバリーサービスは急速に広まっていて、ミャンマーでも最大都市ヤンゴンを中心に、配達の自転車をよく見かけるようになりました。
今回は一般的に利用されている3サービス(Yangon Door2Door、Food2U、Deliverink)を実際に3回ずつ利用し、比較してみました。
平均所要時間は、注文から到着までかかった時間の平均

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ミャンマーでのモバイルアプリ技術選定

ミャンマーでのモバイルアプリ技術選定

グルメアプリyatharをリリースして1年ほど経ちました。
アクティブユーザー数は業界ナンバーワンになり、まだ始まったばかりではありますが一定の成果も出始めて、少しほっとしているところです。

モバイルアプリを作る技術にはいくつか種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

yatharはCordovaという技術で作っていたのですが、仕様上ビジネスの要求に答えられない事も出てきて、現在ネ

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人の意見は聞くな。

人の意見は聞くな。

僕は起業する時も、人生において何か大きな決断をする時も、周りの人間に相談してこなかった。両親や身内にもだ。
実際、「東証一部上場企業を辞めてミャンマーで起業する」なんて相談をした日には間違いなく反対の嵐だったに違いない。

元々僕は良く言えば慎重、悪く言えば臆病、ヘタレだ。
ともかく石橋を叩いて渡るタイプの人間なので、周りの人に反対されたら決断できずに引き続きサラリーマンをやってたかもしれないと

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