こんにちは！
ひきこもりの生きる道＠茨城です。

僕は人と関わるのがあまり好きではありません。

理由は15年以上ひきこもった経験があるというのと、外に出てからも支援を受けたり、社会復帰する過程で他人から裏切られたり、傷つけられたりしてきたからです。

僕の人と関わるのが好きではない、という感情を紐解くと
「他人と関わっても良いことは少ない（少なかった）、悪いことが起きても嫌だし面倒…だったら積極的には関わりたくない」という感じになります。

そんな僕でも最低限は人と関わって話した方がいいと思うので、今回はその理由と人と話す手段や状況について、いくつか書いてみました。

※あくまで個人の経験と体験に基づいて書いた記事なので、ひとつの見方として読んでいただければ幸いです。

1人でいると思考が止まらなくなるから

ひきこもって1日中1人でいるような経験をしている人なら理解できる感覚かもしれませんが、僕は1人でいると思考が止まらなくなります。

しかも厄介なのは、ポジティブで嬉しいような思考は長続きせずにネガティブな思考だけが、ずっと続いてしまうことです。

他人と話すと思考が一旦リセットされるから

僕は1人でいると止まらないネガティブな思考が、他人と会って話すことで不思議と自動的にリセットされてフラットな状態に戻ります。

カウンセリングを受けた時の「思考が整理される」感覚に近いかもしません。ただし、カウンセリングと違って悩みなどは話していない場合も多いです。

会って話す相手は選ぶ

会って話す相手は、誰でもいいわけではなくて自分と対等で気をつかわず自由な表現（本音）で話せる相手が理想です。

僕は自分が一方的に話すだけではなくて「自分も話して相手の話も聞く」というのも大事にしています。相手は別の人間なので違う世界を持っているから、相手の話も聞くことで自分の思考に変化が生まれるからです。

対面で空間を共有して会うのが一番効果的

今の時代は便利なので、実際に会って対面しなくても人と関わって話す事はできますが、僕は一番効果があるのは対面で会って同じ空間を共有することだと思っています。

対面で会うのは相手と約束をしたり、予定を合わせたりと手間がかかりますが、それだけの効果は見込めると思います。

電話やオンラインだと効果は限定的になる

対面ほど効果はなくなりますが、電話やオンラインで人と話しても十分効果はあると思います。対面で人と会うのが難しい方は電話やオンラインで人と話すのもありです。

電話やオンラインは対面以上に話すタイミングや時間など、気をつかう部分が多いので人によっては苦手意識が強いかもしれません。（僕は苦手です）

ひきこもり当事者の居場所を有効活用しよう

「ひきこもりだから、友人や話す人なんていないよ」という方は、ひきこもりの居場所に行って人と話すのも良いと思います。はじめての方は公共性が高い保健所などの行政がやっている居場所がオススメです。

居場所で他の人の話を何気なく耳にしているだけで、ある程度の思考のリセット効果はあると思いますが、本当に自分の状態が悪い時は人の話を聞くのも辛くなる場合があるのでご注意ください。

まとめ

今回は僕が人と関わるのが好きでなくても、人と会って話した方が良いと思う理由と人と話す手段や状況について書いてみました。

ひきこもりがちな人で僕のように1人でいるとネガティブな思考が止まらなくなるという方は、最初は敷居が高いかもしれませんが、自分ができる方法で人と話すことを試してみてください。上手くいけば思考の迷路から一時的に抜けられると思います。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました！