詩⑮ 年の差👵👴

僕は神社や寺に1人で行くのが好きだ。

好きだ ってのは強がりで、
本当は
一緒に行く相手がいないだけなのだ。。

若いときは、彼女にせがまれ よく色んな神社や寺に行った。

正直、嫌でたまらなかった。 何がいいのか、さっぱりわからなかった。

年の差。

女は、男より精神年齢が、いくつか上であるというが

僕の彼女は 20歳ほど年上だったことになる。

よく神社や寺に出かけていたときから20年以上たって、

ようやく良さが解ったのだから。。

ようやく 追いつくことが出来たのだから。。

お互い 白髪も増えに増え 

お互いの肌の温もりも忘れに忘れ

責任を果たすだけの 単調な日々 

長い長い 単調な 乾いた日々

もう もどることは出来ない 

想像がつく未来を 石ころのように待つだけなのだ。


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