𑁍 小麦は世界を支配している

パンにケーキにパスタ、様々な美味しいものへと姿形を変え、わたし達の食卓に主役として並ぶみんな大好き小麦。
その正体は･･･、『白い麻薬』なのである。

小麦がないと生きていけない！食の楽しみがなくなってしまう！無性に食べたくなる時がある！そんな風に世界中の人々を虜にする小麦には中毒性があった？！

わたし、ゆる無添加生活に加え『ゆるグルテンフリー』生活を始めました。日々の食生活の中で、小麦（グルテン）の摂取量を減らしていこう！というチャレンジです。

･･･あ、いや。何でも“ゆる”をつければいいと思っているわけではないですよ！絶対NGっていうルールを自分の中に作りたくないので、ゆるくらいでいかせてください（笑）
わたしだって、パンもラーメンもパスタもうどんもケーキも大好きだから、無添加生活と同じように外食や特別な時にはグルテンOKにしようと思う♪

グルテンってなぁに？

グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできる成分のこと。小麦粉にはグルテニンとグリアジンという二種類のたんぱく質が含まれていて、こねることで『グルテン』に変化します。
このグルテンは、食べ物に粘り氣や弾力を与え、うどんやパスタをもちもちにしたり、パンをふわふわにしたり、食べ物を美味しくするという効果があります。

小麦粉はたんぱく質含有量によって分類されていて、たんぱく質の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉に分けられます。つまり、グルテンの含有量が最も多いのは強力粉ということになります。

グルテンの恐ろしい事実･･･

小麦製品の美味しさのもとであるグルテン。
なんですが！実は、体への悪影響も心配されているのです･･･。
現代の小麦は、昔から日本人が食べていた小麦とは違い、品種改良が重ねられグルテンの含有量が増えたため、体内で上手く消化できなくなったと言われています。
そのためグルテンは、体内に異物となって蓄積し、腸内環境を悪化させる原因になるのです。

小麦アレルギー、グルテン不耐性アレルギー、セリアック病、アトピー性皮膚炎や喘息などの目に見えてわかるアレルギー反応から、頭痛や腹痛、肩こり、不眠、むくみ、体重増加、肌荒れ、血糖値上昇など腸内環境が悪化することで様々な不調が起きます。

そして、氣を付けたいのがリーキーガット症候群。リーキーガット症候群とは、腸の粘膜に穴が空き、異物（菌・ウイルス・たんぱく質）が血中に漏れ出す状態にある腸のことを指します。
リーキーガットは様々なことが複雑に絡まり合って引き起こされるといいますが、グルテンを過剰に摂取することもその要因の一つだといわれています。
塵も積もれば山となる。日頃の食生活がいかに大事かってことですね！

なんだか調子が悪いけど、何が原因かわからない･･･。それはもしかしたら、グルテンをとり過ぎている可能性も。
それでも美味しいから、手軽に食べられるから、なかなかやめられない。グルテンには中毒性があると言われています。まさに白い麻薬なのです。

グルテンフリーという食事法

そこで注目されているのが、グルテンを摂取しない食事法『グルテンフリー』！！
テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手やモデルのミランダ・カーが実践していることで話題になりました。

グルテンフリーのメリットは、グルテンの中毒性から解放され、脂肪や糖の過剰摂取が抑えられたり、血糖値の上昇が緩やかになり脂肪を溜め込むリスクも低下する。
認知症やアルツハイマー病、統合失調症、うつ病、自閉症などの病気を軽減するという報告もされていて、氣分が向上し、エネルギーや脳機能が高まり、体本来の治癒能力も向上するといわれています。
ダイエットや美容効果も期待できる！

逆にグルテンフリーのデメリットとしては、食物繊維が不足すること。グルテンを含む食べ物が多いので何を食べたらいいのか困りがちだったり、美味しいものが食べられないためストレスがたまる。

これはー、デメリットなのかな？？メリットの方が大き過ぎるな（笑）欠点を克服するのはそんなに難しくないような氣がします。
食物繊維は他の食材からも摂取できるし、日本は食が豊かだから小麦に置き換わる食品だってある。そこは工夫次第かな。
ストレスに関しては、自分が何を優先したいか（健康なのか、美味しさなのかとか）、氣持ちの問題も大きいと思う。
きっとダイエットする時と同じだよね。体や生活がグルテンフリーに慣れて効果を実感することが出来れば、強く求める氣持ちも段々とおさまってストレスも軽減されていくだろうし。

実際にグルテンを控えることで精神が安定したり、アレルギー性鼻炎や花粉症が改善したという人の声がSNSにもあがっています。
小麦を完全にやめてはいないけれど摂取量を減らした、食べる時には国産の良質なものにする、そんな風に制限するだけでも効果を感じられた人もいました。

今のところ、わたしはアレルギーや花粉症ではないし、至って健康体なので何か特定の症状に対して効果を確かめることは出来ないんだけど･･･。なんとなくでも、調子がよくて快活に過ごせる日が増えたらいいなー♪
添加物もそうだけど、過度に恐れる必要はないと思います。人にはもともと解毒する力が備わっているからね。

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