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自分の陰を引っ張らない。むしろそこから陽に引き上げる。


私は人と関わる時に自分の中で心がけていることがある。
それは苛立ちや怒り、いわゆる「ずーん」というような気持ちを自分の中で引っ張らないこと。


そして「ずーん」をくらったときこそ、いち早く私からまわりに陽の気持ちを出し、周りのずーんを払拭し引っ張り上げることだ。
「ずーん」の対照として言うなれば「ぱぁぁ!」という感じだろうか。
まったく伝わらないオノマトペかもしれないが。
LINEなどのスタンプでぱぁぁ!と書いてあるようなイラストを思い浮かべていただくと想像しやすいかもしれない。
もちろん心がけているといっても、いつも必ずできるとは限らない。


世の中には「絶対」はない。
と思っていたいところだが「いや、これは絶対私は間違っていない。」と思うことだってよくある。

しかし、「絶対に間違っていない」からと言って、いつまでもそれを思った対象の人や事柄、周りに対して「ほら!私があってた!」とか「だから怒ってるんだよ!」というような気持ちや態度を示すことにそんなに有益性や意味はないと思っている。
(意味はなくとも、やりたくなってしまう心境はとってもよくわかる)


そして相手にそれを伝えるのであれば、ムードだけでなくきちんと言葉にしなければならないし、それを言ったことによる話の出口を探さなければならないとも思っている。
それもせず「くそ」という気持ちだけを持ち続けて不穏な態度を示すくらいであれば、逆に「ぱぁぁぁ」と陽を発して、周りにもそれを伝播させた方がいいと思っているのだ。
その方が、周りもいつまでもずーんとしているよりもよりよい動きに変わっていく気がしている。


「くっそー」を「よし!はい、がんばろー!」に変えるにはかなりのパワーが必要ではあるが、実は「くっそー」を持ち続けているのも私にとってはとても負荷がかかる。そして居心地が悪い。
同じようにパワーを使うのであれば、居心地がいい方にパワーを使いたいのだ。


決してできた人間なんかではない。
くだらないことでイラッとすることもいっぱいあるし、どうしても許せないこともある。でも、その負の感情、陰に対するアウトプットを

・ただただ気持ちが収まらない
→「ぱぁぁ!」への変換努力

・どうしても許せない
→苛立ちとして持ち続けるのではなく言語化して根本解決

この2種の出口を決めておくことで、私は「陰」の滞在時間を短くしたいだけなのだ。

と、できたりできなかったりする「心がけ」を掲げては今日も私は「ずーん」や「ぱぁぁ」を繰り返している。



***


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