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kintore_teppou
医者とエコーと謎の足枷。 〜やっぱり変わった医者に出会う私〜
あれから数日後。
私は先日訪れた病院に再び足を運んだ。
今日は甲状腺と腹部のエコーを撮る。
これで特に異常が見つからなければ、私は「もうちょっと健康的に生きてね〜」というゆるふわ診断のもと、生活改善を行うということになる。
時間が早かったこともあってか、あまり来院者は多くないようだった。
てっきり病院というものは、朝早くから混んでいるものだと思っていたのだが。
「あの、先日エコー検査を予約してもらったんですが」
受付でそう伝えると「あーはいはい、先生もういらしてるんで2階に上がって1番の前でお待ちくださーい」と答える看護師。
おそらく1つしかないであろう階段を登っていくと、階段の踊り場にも彫刻やら何やら調度品？のようなものを雑然と並べられていた。
相変わらず、不思議な空間だ。
前回訪れた時は2階には上がらなかったが、検査室があると思われる2階に上がると、階段はさらに上にも続いていた。
3階もあるのか。
やっぱりここはなんだか、大きくて小さい。小さいのに大きい。
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