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もう一度行きたいあの場所 ~38年6ヶ月ぶりの挑戦を経て、お父さんへの感謝~


お父さん…

僕は いつかかなえたい
かなえるつもりでいる

お父さんがしてくれたことを、
自分が生きている間に
しかも 元気なうちに、
一度 自力で実現させたい

このたびの 38年6ヶ月ぶりの挑戦、
その他のことで
なおさら 思えた

そうは思ったものの…

振り返ってみたら…

礼文島、利尻島で
どのように過ごしたのか、
ことこまかいことを
何ひとつ 覚えていない自分に気づいた
覚えていたとしても
おぼろげ、
あやふや

まずは 記憶の糸を
しっかりたどることから始めた

…そこで…

やっぱり…

登山は…

標高490mの
礼文岳ではなくて、
利尻の山に…
到着して ひと夜明けて
早朝からいきなり
登らされたのかも…

正直…
登らされたという
気持ち…
思いつきの いきあたりばったりで
心の準備もなにも あったもんじゃない、
1,800m近い山に…
登りはじめから 勾配がきつくて…
登頂したかどうかすら
その点は 全く覚えなし、
記憶に ございません!

…それは
さておき…

お母さんとの話で
よくでてくるのが
“あの 礼文、利尻の旅で見た海、
透き通っていて
とてもきれいだったよね~、
沖縄の海みたいだったよね~、
あれは 忘れられないよね~“、
何回話しても
あきない!

その場所が
どちらの島で、
何というところなのかすら、
詳しく覚えていない、
こたえられない自分に 気がついたの
これを
“あれは この島の
こういうところ!“と
今度 お母さんに会って話したときに
より 前進した内容にしたい!

…で!

利尻島の 南のほうに
仙法志御崎公園(せんほうしみさきこうえん)というところがあって、
そこも 透明度が高く、
美しいブルーの海であることを知った

しかし
お母さんとの会話からは
そこではない、
やはり…
礼文島での出来事で
ほぼ 間違いないように思えた

何と!
“澄海岬(すかいみさき)“なる名称が
あるではないか!
僕たちがいったときには
そんなの なかったはずだよ!
“礼文で 最も美しい
透明度の高い海“と、
関連のサイトでは
ほぼすべてで そのように表現されている

そして…

これも 当時
そんな名称自体、あった?
“岬めぐりコース“と呼ばれる、
島内で数々あるトレイルコースのひとつに
その 澄海岬は含まれている

映画「北のカナリアたち」の
ロケが行われた場所でもあるらしいの!


1989年、
島南部の 香深港(かふかこう)というところに
フェリーターミナルが竣工されたとき、
町民によって
そのように 命名されたんだとか!
そんないきさつが あったとは!
だって!
うちらが礼文に行ったの、
1985年だもんね!
澄海岬と命名される 四年前!
1989年!
自分は 札幌で
大学生活、送ってた!
お父さん、お母さんは
東北地方某M県内で暮らしてた!
その間に
そんなことがあったなんてね!
しかも!
香深のフェリーターミナルから 澄海岬、
遠いよ!

さらに…

香深に 1989年に
フェリーターミナルができたということは、
1985年当時は
島内のどこに フェリーターミナルがあって
そこから どうやって
いま 澄海岬と呼ばれるところへ
行ったのかね?
それすら 全然わからない、
覚えがないよ!

…したっけ…

たぶん…

1985年当時は、
島の北東の端にある
船泊港というところに
フェリーターミナルがあったんだね、
そこから どういういきさつだったのか、
いまは 岬めぐりコースと呼ばれる道を歩き、
高台から
澄海岬の美しさを
瞳に 心にやきつけてきた、
そして 四十年近く経った今もなお、
母子で語り合っている…
そういうことなんだろうね…

礼文島のフェリーターミナルは
すっかり 南のほうの香深港に
拠点が移されて、
船泊港のフェリー航路は
休止になっている
…そういうことだったのか…


それにしても…

礼文島での滞在時間…

どのくらいだったんだろう…

たしか 礼文島内では、
宿泊していないはず
利尻島内の民宿で
ふた泊のスケジュールだった

利尻の 沓形からだったのか、
鴛泊からだったのか、
それすらも 覚えていないけど、
朝早く いずれかの港を出て
当時 船泊にあった
フェリーターミナルへ…

根室からずっと
車移動だったけど、
礼文島内でも その前の利尻島内でも
いずれでも
島内の車移動は 全くなかった
島内観光は すべて
徒歩!
というよりは、
登山または 過酷なトレイル!

で、
礼文から 本道に帰ったの!
稚内では
稚内公園での テント泊!
そのテントをはったとき、
まだ日没前で 明るかった!
8月の…
世間のほとんどは いわゆるお盆の時期、
あ、
根室のお盆、7月だからね!
それは さておき、
礼文での滞在時間は 短すぎるほど
短かったはず!

あ、
ちょっと はずれるかもしれないけど、
その 澄海岬の美しさ、
“レブンブルー“って
呼ばれているんですって?!

ぷぷっ!

オホーツクブルーに
シャコタンブルーに
レブンブルー、
道内各地、
さまざまな呼ばれかたが
できたもんですな!
 

…それにしても、
いきあたりばったりなようで、
既述のようなコースを
歩ませたということは…

お父さん、
稚内に勤務している間、
仕事の関係だったのか、
利尻にも 礼文にも行くこと、
少なくなかったのかね?
じゃなければ、
澄海岬に行くことには
ならなかったろうね…
仕事で 近辺に出向いたこと、
一度は あったからだったんだろうね…
いきあたりばったりで行けるようなところなんかじゃないよ、
あそこは…

あの海の美しさは
自分自身としても
ずっと あの世にいっても
もっていきたい
ただ…
あの
予約なし、いきあたりばったり、
混雑のすさまじさに
自ら巻き込まれるような行動には
いまでも 辟易!

…だからこそ…

しっかり スケジュールを組んで…

当時は 生後197ヶ月…

いまは…
around60、
生後 何百ヶ月になるか
わからないけれど…

60代前後の 自分の感性で
いまの自分で
まずは 礼文島!
礼文島に ターゲットをしぼって、
しかも トレイル旅!
岬めぐりコース!
したい!

澄海岬だけじゃない、
ゴロタ岬、
スコトン岬、
その先の
トド島…

みな 見るの!

これから、
少しずつ あたたかくなる時期、
三瓶の クロスカントリーコースや
三瓶山の 安全なルートで
長距離歩行、練習!
自宅では
5~10分は 筋トレ!
体幹、腹筋に効く エクササイズ!
コアがしっかりしていれば、
きっと だいじょうぶだからね!

本土に戻ったら、
お父さんが住んでいた
稚内市内も みるよ!
稚内で まだ 行っていないところに!
北防波堤ドーム!
野寒布岬!
さらには…

ぷっ…
小泉今日子 芸能界デビュー後
初の連続テレビドラマ主演作
「少女に何が起こったか」の
抜海!

移動には
生きもかえりも
北海道新幹線!
新幹線ありき!
JRで!
ずっと!
札幌 または旭川発でも、
宗谷本線、まだ未体験!

何より
お父さんへの感謝!
自分を ここまで支えてくれた
お父さんへの感謝!
お父さんが お母さんと知り合う前に
歩んできた人生を
追体験するの!

きょうも一日、
元気で、
課されたこと、しっかりして
実現のときに 備えることだね!


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