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三つ子育児 育児は身内で認め合うのがよい

四児の父。三つ子とお姉ちゃん育児奮闘中です。令和になって三つ子が生まれました。お姉ちゃんのときはオムツ替え実質2回の育児全然しなかった父親が三つ子と向き合う中で考えたことを記します。

今回は、「三つ子育児 育児は身内で認め合うのがよい」について書いていこうと思います。

ファミコンでロールプレイングゲーム(RPG)をするのが苦手だった。ドラクエⅢ。ピラミッドまですすんだ。とある日、カセットを入れてスイッチオンしたら悲しい音楽がながれ冒険の書が消えた。再びドラクエⅢで冒険を始めることはなかった。自分にとってロールプレイングゲームの印象は、「最初のころは少しモンスターと戦うだけでレベルがあがり、呪文を覚え、体力や素早さが上がっていくことに喜びを感じていたけれど、徐々に経験値がたくさん必要になり、レベルがなかなか上がらず、呪文も増えなくなる。段々とレベル上げが苦痛になっていくゲーム。」そんな感じだ。

さて、三つ子の育児がスタートした。お姉ちゃんのときは実質オムツ替え2回でほとんど育児をしてこなかったへなちょこパパの自分は、ロールプレイングゲームで言うところのレベル1からのスタート。オムツを替える、ミルクを作る、ミルクをあげる、沐浴させる、抱っこする、寝かしつける。最初の頃は、ちょっとのことをエイヤッとやってみるだけで、レベルが上がっていって喜びを感じることができた。しかし、三つ子も成長していくと徐々に最初の頃のようにいかず、経験値がたくさん必要になり、レベルがなかなか上がらないと感じるようになってくる。段々とルーティン作業ばかりになり、停滞感があり、ストレスを感じるようになってきていたのかもしれない。自覚症状は、あまりなかったけれど。

三つ子のトイトレが始まった。三つ子の一人がおもらしした。ズボンを脱がせ、オシッコが溜まったフローリングを雑巾でササッと拭いた。何気ない日常の一コマだった。けれど、自分のその様子を見たお姉ちゃんが、一言。「将来子育てでお父さんみたいに嫌がらずにおしっこ拭けるようになりたい。」と。停滞感のあった自分の育児レベルであったが、お姉ちゃんに「認められて、目標とされるようになった」と感じた途端、なんだか嬉しくなってやる気がでてきた。育児レベルが一つ上がったように感じた。人から認められることがこんなに重要だったなんて。

そういえば、昼夜関係なくミルクとオムツ替えを繰り返していた三つ子の育児、自分の時間などなくひたすら離乳食をあげ続けていた三つ子の育児、キツくてキツくて仕方なかったけど、定期的に、妻と自分で「よくやってるよね、我々は」と互いに認め合い、褒め合うということをやっていたことを思い出した。キツかったけど、認めてくれる人が近くにいたことで、前向きになれて乗り切れていたのかもしれない。

「認められること。」それは育児レベルに停滞感があるとき、次のレベルに行くための後押し。「認め合うこと。」それは育児のキツい状態を乗り切るために大切な支え。


世の中の育児に携わっている皆さんと互いの頑張りを認め合えるようになれると嬉しい。

「育児中のお母さん、お父さん、よくがんばってますよね、我々は。」

まだまだ続くぜ、三つ子の育児。ぼちぼち頑張ろかな!

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