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【3選】日常生活に役立った心理学

皆さんは心理学と聞いて、どんな言葉が連想されますか?
「心を読みとく」「何を考えているか当てる」「マインドコントロール」のようなイメージをお持ちではないかと思います。

私が心理学に興味を持ったのは高校生の時です。コンビニに置いてあった500円の教養本に目を通したのがきっかけです。そこから勉強そっちのけで心理学に没頭していました。受験期もハマっていたせいで志望大学のレベルを下げることになりました(笑)

そこから興じて心理学検定1級という検定を取得しました。社会人として思うのは、心理学に出会ってよかったと思います。というのも、表題の通り心理学に日常生活を助けられたからです。今回はその中から厳選した3つを紹介しようと思います。


1.色彩心理学

まず1つ目は、色の心理です。好きな色や無意識に選ぶ色とその時の心理を知れる学問です。カラーセラピー広告業界で使われますね。

例えば、飲食店の看板は赤や黄色が多様されます。赤は食欲増進の効果、黄色は人の目に入りやすい効果があります。ポテトが美味しい大手ハンバーガーチェーン店が分かりやすいでしょうか。

逆に青や緑は落ち着き、スマートさ、安心さを演出する色ですね。一例で言うと、紳士服やスーツ販売店には青が多用されますし、書店やコーヒー店には緑が多用されます。

こんな感じで、色と心理は密接な関係があります。私が一番役に立ったのは、初対面の人と会話したり一緒に仕事するときですね。職場の中には、あまり話す機会がない人や自分に合わない人がいるものです。基本的に相手のことを知るには、会話をしたり一緒に仕事をしたりして徐々に距離を縮めるものです。しかし、色彩心理学を頭の片隅にいれておけば、自分や相手、気になる人の性格が見えてきます。私のお勧めする色彩心理学の本を紹介しておきますね。



2.アモーダル補完

さて、次は専門用語です。言葉ほど中身は難しくないですよ(^^)/
これは「対象物の一部が見えないとき、欠けた部分を脳内で保管して全体像を認識すること」です。

このご時世、これでピンとくる方がいると思います。そう、マスクですね。最近はマスクをつける機会が多く、初対面の人でもマスク姿ですよね。
マスク姿ではカッコイイ可愛いと思っていた人が、いざマスクを外してみるとなんか違うっていう事ありません?これはおかしいことではなく、普通のことなんです。ついうっかり「マスクをとると別人ですね。」と言って相手を傷つけないようにしましょう。


3.メラビアンの法則

最後の法則は聞いたことがある人も多いと思います。メラビアンの法則とは
「会話な内容と表情や態度に矛盾が生じたとき人に影響を与える情報のうち、症状や態度などの視覚情報が55%、声のトーンなどの聴覚情報が38%、話している内容である言語情報が7%」という法則です。

メラビアンの法則はよく誤解されて使われています。よくある誤解は「人は見た目が55%、声が38%だから、見た目や話し方に気をつけるべき」というものです。メラビアンの法則をこのように用いている人には近づかないでください。気を付けましょう。騙されないでください。友達だったら、あとで恥ずかしい思いをしないように訂正してあげましょう。

よく文章を読みましょう。「会話の内容と表情や態度で矛盾が生じたとき」と言っています。例えば、怒ってないと言いつつ不満げな顔をしている人を考えてみましょう。この時我々は怒っていないという言葉の内容(言語情報)より、不満そうな表情(視覚情報)やいつもより低い声のトーン(聴覚情報)を見て、「いやあれは怒っているな」と察するはずです。いつでも影響するわけではないという事を押さえておいてください。

こいつ何言ってんだ?って思ったら、その人の表情や態度など視覚情報を集めていきましょう。



さて、今回ご紹介した色彩心理、アモーダル補完、メラビアンの法則の3つを理解しておくだけでも人生の様々な場面で助けられます。今回の記事で心理学に興味を持っていただければ幸いですし、精神的疲労が多い現代で幸せに生きてほしいと心から願っています。私の人生を変えた心理学の書籍を最下部に紹介させて頂きます。

ちなみに、私は実年齢より上に見られます。一番ショックだったのは
私が大学1年(18歳)の時に居酒屋で一人で飲んでいたら大学院生(22~25歳)と間違われたことです。これはとても不思議です。年齢にしては肝が据わっていると言われますが、気のせいです。ほなまた。



以下、本の紹介です。


心理学の最新研究と丁寧な解説で思わず「へぇ~」と言ってしまう。現時点では第3弾まで販売中。一番おすすめ。


第一印象で失敗した方へ。まだ挽回するチャンスはあります。


マンガで心理学を学べる読みやすいシリーズ。活字びっしりが苦手な方へ。

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