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変わっていく 慈しみをもって(10代から20代の記憶)

平魚泳
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思い込みを変えるだけで現実は変わる。
それは当然のように解っている。

でも、これは僕の柄なんだと思うけど、
「本当にもう要らないや」と決めるまで
なかなかその思い込みは外れない。

それでいいと思う。
いつか必ず今の冴えない想いも
手放す時が来るのだから
思いっきり味わえばいいと思う。

「言葉が現実を創る」
そりゃわかっている。
だからってネガティヴな想いを
「言ってはならない」って風潮は
とってもネガティヴだと思う。

あるとき、自分で決めて、自分でやめて、
人生がガラッと変わった経験がある。

二十歳の誕生日を迎えた時だ。

10代、思春期を迎えてからの僕は
今思えば当然だけど、
いろんなことに悩みがちだった。

でもそろそろ悩むのやめてもいいかな?
と思い始めていた。

けっきょく、人生経験の浅さに
自分自身が萎縮して、謙遜していたんだ。

でも、ちょっと考えを変えてみた。
20年生きた。
けっこう俺、生きたんじゃない?
20年も続く物って、そんなにないよ。

20年も生きてりゃ、どんなものにだって
命が宿るよ。僕、すでに命ですが・・。

人生経験が浅いとか言われる筋合いないよな。
だって、20年にしても、5年、6年にしても
出会って来た現実って
一人ひとり違うんだから。

すげーぞ!
ということは、どんなに若い人でも
尊敬に値する。
いや、尊重して、彼らの人生も汲んだ方が
僕自身も豊かだ。

そして、僕もそんな20年だ!

堂々と生きよう。
悩むことをやめよう。

それからスコンと
smells like teen spirit が
終わったような記憶です。

もちろん余韻的に悩んだよ。
でも、
「あぁ、また悩み創ってんな俺」ってなった。

でも、まぁ、
やるときにはヤルからさ!

溺れないで。
泳げるから。
水の冷たさも味わって
生ぬるい夜も味わって

さみしいけど
いつか終わりが来るから

飽きた。辞めた。
あっちへ行こう。と
選ぶ日がいつか来てしまうから。

と、変わってしまった今の僕の思い込みは
想うのです。

いいうたをつくって
のこして
とどけたいな。

(写真は19.20歳くらいのとき。
横浜の路上でギター弾いて歌っていたら
笹山明日香さんという写真家さんに
撮ってもらった写真を
ひっぱり出してみました)

*************

『混沌としてトントン拍子』

思い出す限りの想い出もって
思いつく限りの想い描いて
今 風に吹かれたり
今 君を想ったり
今 涙こらえたり
今 涙こぼれたり

混沌としてトントン拍子で
かけがえのない架け橋になって

不幸にも幸せと想えなかった
拭いされない想いがそこにはあった
今 たとえ独りぼっちでも
今 誰かを許せなくても
いいんだ 失くしたものが
今 ここにある

混沌としてトントン拍子で
かけがえのない片隅に立って

ずっと眺めていたら星が動いてた
命の限りを生きる星を眺めてた
今 踊り狂ったり
今 叫び祈ったり
今 涙こぼれたり
今 笑顔こぼれたり

混沌としてトントン拍子で
かけがえのない架け橋になって
混沌としてトントン拍子で
かけがえのない片隅に立って

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