和歌を学ぼう
和歌ってなんだろう。
とりあえず 5・7・5・7・7 のリズムを感じながら、素直に読んで味わうのが一番楽しい。
和歌はいろいろルールがある。
掛詞、枕詞、序詞、縁詞・・・
けれど、分からないうちはとりあえずやってみたらいい。
でもいきなり百人一首を参考にするのはあんまりお勧めできない。
初心者が、うまくアレンジしたつもりで「本歌取り」=パクリをしようとすると大体言葉が浮いてしまうからだ。
それに今と昔の人とは価値観が違いすぎる。
今でもセクハラやパワハラ問題、男女間世代間の問題で価値観のぶつかり合いが表面化している。
これが百年前、千年前だともっと理解できない。
色彩一つとっても現在の日本は西洋文化にかなり文化浸食され、良くも悪くも価値観がだいぶ変わってしまった。
儒教的東洋的な価値観とグローバル西洋的な価値観がごちゃ混ぜの脳みそでは和歌は理解できない。
和歌を学ぶ方法
和歌(俳句、短歌)を学ぶときは、お手軽に「百人一首」で検索して、つい気に入ったフレーズを本歌取りしようとしたくなる。
おすすめは和歌を知りたい人は歌ではなく、あえて作家のほうから学んでみる方法。
遠回りだけれど、和歌でなく作家から検索して気に入った人を選ぶ。
その中でプロフィールを調べていく。
その人の人生や人となりに興味が出てきたなという人や、自分とフィーリングにあった人をチョイスするというのをお勧めしたい。
和歌というのは人が作った心象風景を描いた歌。新聞記事とは違った魅力がある。そこに一人一人の心がこめられている。
毎年行われる天皇陛下の御製も実は秘められた意味があるといわれている。けれども深く解説してるところは殆どなかったように思えた。
最近はヨーロッパを中心に和歌が流行っているともきく。
和歌は貴族階級のツイッター。
アナログ版のツイッターとしてみんな覚えてみてはいかがだろうか。
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