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高タンパク質食はダイエットに役立つのか?

厚生労働省の健康情報サイトによると、タンパク質はエネルギー産出栄養素の1つであり、人間の体に欠かすことのできない存在です。

ダイエット法の1つとして、高タンパク質食が効果的だと言われることがあります。これは一般的に、脂質や炭水化物の消費量が少ない食事を指し、毎日のタンパク質摂取量が総エネルギー摂取量の15%を超える場合に当てはまります。高タンパク質食品の例として、赤身の牛肉、鶏肉、豚肉、鮭やマグロ、卵、および大豆が挙げられます。

パナソニックは、タンパク質が不足すると筋肉量が減って基礎代謝の量が下がる結果、ダイエットの効果が弱まってしまうことから、ダイエット中でも1日あたり体重1kgにつき1〜2gのタンパク質を摂取するように勧めています。

ELLEは、タンパク質が不足すると糖質、脂質が食事のメインとなりやすく摂取カロリーの割に栄養が足りない結果、間食につながり太りやすい(痩せにくい)体になると述べています。

果たして、タンパク質はダイエットの味方なのでしょうか。ダイエットの定義はさまざまですが、ここでは減量について注目します。

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