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『セミロングホームルーム(二次小説)セミの正体「セミの名は…幸心」セミとユキトのブルース』

 ぼくはセミ。トリノくんって子に教室の窓から放り投げられてしまったセミ。今は鳥に追いかけられていて絶体絶命、大ピンチのセミ。どうにかして逃げ切らなきゃ。今、鳥に食べられて死ぬわけにはいかないんだ。あと数日に迫ったぼくの命日まで、何が何でも生き延びなきゃいけないから。そして絶対、お母さんに会いたい。
 
 ぼくの命日ってどういう意味かっていうと、ぼくは一度死んだことがあるんだ。今セミの姿のぼくは元人間で、生まれる前にお母さんのおなかの中で死んじゃった存在。つまりセミになる前は人間の胎児だったんだよね。瀬尾幸心(ユキト)って名前もあった。ぼくには瀬尾央心(ヒロト)ってお兄ちゃんがいるんだ。そう、貧血気味でみんなからガラスのように繊細って思われてる中二の瀬尾くんのことね。
 
 中学校の敷地内に植えられている桜の木の下で四年間、幼虫として生きていたぼくは成虫の姿になり、中学校に通うお兄ちゃんをやっとみつけることができたのに、トリノくんったらひどいよ。クラスのみんなに気づかれないように、ぼくをそっとお兄ちゃんの背中から取り払って、窓から逃がしてしまったんだから。デリケートなお兄ちゃんが背中のぼくに驚いて悲鳴を上げたりしないため、トリノくんはお兄ちゃんを思ってしてくれたことなんだろうけど。でも…お兄ちゃんはたぶん、ぼくに気づいてたと思うんだ。背中に何かがとまっていることが分かっていながら、静かに席についていた気がする。これはぼくの勝手な推論だけど、お兄ちゃんはぼくが死んで以来、虫に遭遇する度に、ぼくの生まれ変わりかもしれないって思って、虫を追い払わなくなったんだと思う。小さい頃は虫が苦手だったのに。だから背中のぼくのこともお兄ちゃんは弟かもしれないって思って、とまらせてくれていたのかもしれない。ぼくはあのままお兄ちゃんの背中にくっついて、家まで辿り着いて、お母さんに会おうって思ってたのに、トリノくんのおかげで、思い通りにはいかなかったよ。
 
 ぼくに限らず、胎児のうちに死んでしまった命は、優先的に生まれ変わることができるんだ。でも人間に生まれ変わるには、十年以上待たなきゃいけないルールがあって、それを待てないぼくはセミに生まれ変わることを選んだ。虫にならすぐに生まれ変われたから。人間じゃないから言葉は通じないし、人間と比べたら虫の寿命は短いけど、それでも早くお母さんやお兄ちゃんに会いたくて、早く生まれ変われる虫を選んだんだ。虫の中でもセミは長命な方だし。成虫の時期は短いけど、地中では四年間も生きられたからね。それに地中はまるでお母さんのおなかの中みたいで、元胎児だったぼくにとってはすごく居心地が良かったんだ。
 
 成虫になったぼくには時間があまり残されていない。鳥に追いかけられている場合じゃないのに。鳥よ、いい加減、諦めてくれ。きみはぼくより長生きできるから他の獲物を探せばいいじゃないか。何もぼくを選ぶ必要はないんだよ。ぼくなんて食べてもそんなにおいしくないと思うよ?
 もし鳥に追いつかれて、食べられてしまったら、またすぐに生まれ変わることはできるだろうか。もう胎児じゃないから、優先的には転生させてもらえないのかな。だとしたら、やっぱり今、死ぬわけにはいかないんだよ。セミの姿で命があるうちにお母さんに会いたいんだ。できれば命日に再会できたら、きっとこの姿だとしても、ぼくのことを息子の幸心だって気づいてくれるはずだし。
 
 そんなことを考えながら鳥に追い回されていた矢先、ひゅっと何かが横切った。それに驚いた鳥は慌てて逃げて行った。どうやらぼくは助かったらしい。
「あーぁ、トリノが投げたボール、どっか行っちゃったよ。」
「ごめん、ごめん。探してくるから。」
「まるで打ち上げるみたいに、投げるんだもんな。」
「探したって、そう簡単には見つからないと思うぜ。」
運動音痴らしいトリノくんがクラスメイトと校庭でキャッチボールをしていて、そのボールのおかげでぼくは助かったみたい。一歩間違えば、死球で命を落としていたかもしれないけど、とにかく鳥を追い払ってくれたのはトリノくんだから、今度は感謝しないといけない。
「ジジジジッ。」
ぼくはボールを探すトリノくんの周りを飛び回り、ボールが転がっている方に誘導した。
「えっ?何?セミ…?ついて来いってこと…?」
「ジジジジッ。」
ここだよと教えるように、ボールが転がっている茂みの上を旋回した。
「あった、ボール。ありがとう、セミさん。もしかしてきみは…あの時のセミ?」
「ジジジジッ。」
そうだよと伝えたくて、トリノくんの背中にとまってみた。
「やっぱり、そうなんだ。もしかして教室から逃がしてあげたから、セミの恩返し?」
「ジジジジッ。」
恩返しには違いないけど、教室の時は余計なお世話だったよ。さっき鳥から命を助けてもらったお礼だよ、トリノくん。
詳細を伝える術のないぼくは、トリノくんの背中から離れて、生まれ育った桜の木の幹に戻った。
 
 さて、どうすればお母さんやお兄ちゃんがいる家に辿り着けるかな。トリノくんに命を救われたぼくは幹にとまってじっと考えていた。一番手っ取り早いのはまたお兄ちゃんの背中にとまって、そのまま一緒に下校すればいいだけだけど、きっとまたトリノくんにやさしく追い払われてしまうだろう。追い払われないように、お兄ちゃんが下校する時、お兄ちゃんの近くを飛び回ってついて行くって手もあるけど、長距離を飛んでいたら、きっとまた鳥に命を狙われてしまう。残りわずかな寿命だし、無駄に体力も消耗したくないし、できればお兄ちゃんの身体にとまってついて行きたいんだけどな。セミに生まれ変わったぼくの願いは、お母さんとお兄ちゃんに会えたら、自分の家で死ぬことなんだから。
 
 夏休みの終わり頃、八月下旬に成虫の姿になったぼくはたぶん、このまま何もしなくても九月中旬には命が尽きてしまう。ひとときお兄ちゃんに会えて、背中にとまれて、同じ空間で同じ時間を過ごせたのは幸せだったけれど、それだけでは満足できない。お母さんにも会うため、セミに生まれ変わったんだから。命日は九月十日。あと三日しかない。その間に瀬尾家に行かないと、この姿ではお母さんに気づいてもらえないだろう。
 
 この前はあまりにも早く、お兄ちゃんの背中にとまったから失敗してしまったんだ。でも、あの時はお兄ちゃんのことが心配だったんだ。体育の授業で貧血を起こして、倒れた直後だったから。お兄ちゃんのことを見守っていたくて、ついつい目立つ教室の中までついて行ってしまったから、トリノくんに邪魔されちゃったんだと思う。セミのくせに教室の中まで入るなんて図太くて鈍感なセミとあの時は思われたかもしれないけど、お兄ちゃんが心配なのと、お母さんに会いたい一心で、必死に微動だにせず、大人しくしがみついていたんだ。
 放課後、校舎から出たお兄ちゃんを狙うしかないかな。基本、お兄ちゃんはひとりで登下校しているようだし。
 
 鳥に命を奪われかけ、トリノくん(のボール)に命を救われた翌日の放課後、ぼくは校舎から出てくるお兄ちゃんの姿を桜の枝にとまって探していた。
「あっ、お兄ちゃん。」
なるべく鳥や生徒たちに気づかれないよう慎重に、お兄ちゃんの近くまで忍び寄った。
「瀬尾くん、たまには一緒に帰らない?」
えっ?こんな日に限って誰か来ちゃった。あの子ってたしかあの時…トリノくんと一緒にぼくに気づいて黒岩先生から注意されていた子だ。
「えっ?うん、いいよ。」
お兄ちゃんは戸惑っているみたいだった。どうしよう…。ひとりで下校しないなら、日を改めた方がいいかな。でもそろそろ瀬尾家の近くまでは行っておきたいし。
「席替えで席、離れちゃったから、瀬尾くん元気かなって気になって。トリノとも離れちゃったし。」
なるほど。あのロングホームルームの時、席替えするとか言ってたもんな。そっか、あの時、ぼくのことでいろいろあった三人はバラバラの席になってしまったのか。
「ありがとう。ぼくなら元気だよ。竹内さんは元気?」
「わたしも元気。まだ新しい席にはちょっと慣れないけどね。」
そうだ、あの子は竹内さんっていう名前だったな。二人して門をくぐってしまったし、このまま尾行しながら飛び続けるのもたいへんだ。背中じゃ目立つから、お兄ちゃんのカバンにこっそりとまろうかな。リュック型のカバンだから結局背中にとまることになるかもしれないけど…。
 
 竹内さんに気づかれないようにぼくはお兄ちゃんの背後に忍び寄り、リュックにちょこんととまった。紺色のカバンだから白いシャツにとまるよりは目立たないだろう。キーホルダーに見えないこともないし。他愛ない細切れの会話を続けていた二人はぼくに気づかないようだし、このまま瀬尾家まで無事に辿り着けたらいいなとお兄ちゃんの背中で揺られていた時、
「珍しい組み合わせだな。」
またタイミング良く(悪く)、トリノくんが現れてしまった。
「あっ、トリノ。瀬尾くんと席離れちゃったから、たまには一緒に帰ろうと思って。」
「そっか、じゃあおれも混ぜて。」
まいったな、トリノくんまでお兄ちゃんと一緒に下校なんて。でも今のところ、ぼくには気づいてないようだし、二人とはそのうち別々の道になるだろうし、もう少しの辛抱かな。じっとしてれば気づかれないはず…。
「あのさ、瀬尾。ずっと聞きたいことあったんだ。」
「何?トリノくん。」
「この前…もしかして背中のアレに気づいてたのか?あの時、ありがとうって言ってくれたし。」
えっ、今頃この前の話?背中なんて言ったら竹内さんがお兄ちゃんの背中を注目してしまうじゃないか。
「うん…ごめんね。気づいてたよ。セミってことはトリノくんが取ってくれるまで気づかなかったけど、背中に何かいる気配は感じてたよ。それから二人の視線も。」
「そうなんだー瀬尾くん、やっぱり気づいてたんだね。背中に何かいるって。私たちの視線にも。」
みんなして、背中を連呼しないでよ。今、背中(正確には背中のカバン)にいるぼくはまた気づかれちゃうじゃないか。
「なんだ、やっぱり気づいてたのか。分かってたなら何で、自分で払わなかったんだ?」
お兄ちゃんは少し間を置くと、二人にこんな理由を話し出した。
「ぼくさ、小学三年生の時、お兄ちゃんになる予定だったんだ。弟が生まれるはずだったんだよ。お母さんってば、性別が分かるとすぐに名前考えちゃってさ。幸心って名前の弟なんだけど…生まれる前にお母さんのおなかの中で死んでしまって、生まれられなかったんだ。その弟の命日が今月だから、ぼくの側にきてくれる虫とか生き物の存在を感じると、弟かもしれないって思っちゃうんだ。だから追い払えなくて…。」
「そうだったんだ…。じゃあ余計なお世話だったよな。あの時はごめんな。」
「わたしも…瀬尾くんの事情も知らずに、セミを追い払うことばかり考えてしまって、ごめんね。」
理由を知った二人はお兄ちゃんに謝っていた。
「ううん、気にしないで。教室の中にセミがいたら、外に逃がそうとするのは当たり前だもの。それにぼくが勝手に近寄ってくる虫を弟だって思い込んでるだけで、本当は弟なんかじゃなくて、ただの虫だろうし…。」
ただの虫なんかじゃないよ、お兄ちゃんが信じてくれてる通り、ぼくは弟の幸心だよ。そう伝えたくても伝えられないセミのぼくは、お兄ちゃんのカバンにとまったまま、歯がゆい思いを堪えていた。
「近くの虫を生まれられなかった弟さんかもしれないって信じることは悪いことじゃないと思うし、弟さんはきっと喜んでいると思う。自分のことをお兄ちゃんが思い出してくれてるんだから。」
「そうだよ、勝手な思い込みだって、何だっていいじゃないか。おれも輪廻転生は信じているし。生まれられなかった胎児ならなおさら、神さまが気利かせて早く生まれ変わらせてくれたって不思議じゃないと思う。」
なんだ…竹内さんもトリノくんもすごく理解のあるいい人たちじゃないか。お兄ちゃん、素敵なクラスメイトが側にいてくれて良かったね。お兄ちゃんには友だちらしい友だちがいないように見えて心配してたけど、やさしい二人がいてくれるなら安心だよ。ぼくがいなくなっても。
「じゃあ瀬尾、また来週な。」
「またね、瀬尾くん。」
分かれ道に差し掛かった時、あいさつした二人はお兄ちゃんの背中を一瞬見た気がした。気配を消していたぼくは二人と目と目が合った気がして、内心ヒヤヒヤした。
「うお。」
「どうかした?トリノくん。」
ぼくに気づいてしまったらしいトリノくんにお兄ちゃんが不思議そうに尋ねた。
「ううん、何でもないの。ほら行くよ、トリノ。じゃあね、瀬尾くん。」
なぜかトリノくんに代わって、竹内さんが慌てるように返答した。
「う、うん。ごめん。何でもないんだ。瀬尾、またな。」
絶対ぼくに気づいたはずの二人は、たぶんあえて気づかないフリをしてくれたんだと思う。さっき、お兄ちゃんからぼくの話を聞いたから。あの時と違って、取り払わないでくれてありがとう、トリノくん、竹内さん。
 
 理解あるやさしい二人がぼくを見過ごしてくれておかげで、ぼくはお兄ちゃんの背中のカバンにとまったまま、瀬尾家へ無事、辿り着くことができた。
「おかえり、央心。」
お母さんだ。ついにぼくはお母さんに会えたんだ。お母さんはぼくに気づいてくれるかな。セミの姿じゃ、分からないかな…。お母さん、ぼくだよ、幸心だよ。
「ただいま。」
お兄ちゃんが背中からリュックを降ろそうとした瞬間、ぼくはお母さんが間近にいる玄関の空中で
「ジジジジッ」
と勢いよく元気に飛び回って見せた。
「あら?セミ?」
「もしかしてずっと…背中のカバンにとまってたのかな。」
そうだよ、お母さんに会いたくて、学校からお兄ちゃんのカバンにとまったまま、ここまで来たんだよ。
「お母さん、もしかしてこのセミ…幸心かも。この前も学校で、ぼくの背中にとまってたんだ。」
「そう…そうだったの。あなたは幸心かもしれないのね。」
ぼくだって気づいてくれてありがとう、お兄ちゃん、お母さん。思い切ってセミに生まれ変わって良かったよ。もしまた生まれ変われるなら、今度は何年かかっても人間の姿になって、直接言葉を伝えられたらいいな。お母さん、ぼくの命を存在させてくれてありがとう、お兄ちゃん、ぼくのことを忘れないでいてくれてありがとうって。だから二人とも、長生きしてね。
 瀬尾家の庭には住み心地良さげな終の棲家になりそうな木が生えているから、ぼくはそこで残りわずかな寿命を全うすることにするよ。最期まで二人をここから見守っているからね。
 
 瀬尾家の庭で迎えた翌日の土曜日。家に見覚えのある二人がやって来た。
「瀬尾くんが家に呼んでくれるなんて珍しいけど、何かあったの?」
「瀬尾がおれたちを家に招待するなんて、どういう風の吹き回しだ?」
もう会えないと思ってた竹内さんとトリノくんが瀬尾家に現れた。どうやらお兄ちゃんが呼び寄せたらしい。
「セミがね…学校からずっとついてきたセミが今、庭の木で元気に鳴いてるから、二人にもその声を聞いてほしくて。」
「そっか、セミか…良かったな、ここまで辿り着けて。」
「セミ…元気に鳴いてるわね。命を謳歌してるって感じ。」
ありがとう、二人とも。トリノくんと竹内さんが昨日、ぼくのことをスルーしてくれたおかげで、ここまで来れたんだよ。
「ジージージージジジッ」
命をもらえて、この世に生を授かれた喜び、みんなに会えた幸せを伝えたくて、いつまでも鳴き続けた。ぼくはここで生きているよ。
 
《空を見上げて 笑い飛ばしてやる あぁ 僕はいつも 精一杯 唄を歌う あぁ 僕はいつも 力強く 生きているよ》
BUMP OF CHICKEN 『ガラスのブルース』

 「それから…二人に見せたいものがあるんだ。」
小さな箱を大事そうに抱えていたお兄ちゃんは、二人の前でそれを開けて見せた。
「あっ…これって…。」
「セミの抜け殻?」
小箱の中にはセミの抜け殻が入っていた。
「これは夏休み明けに学校の桜の幹でみつけた抜け殻なんだ。ぼくの宝物なんだよ。」
「へぇーもしかしてその抜け殻って瀬尾の背中にとまってたセミの抜け殻かもな。」
「うん、そうかも。そして今、瀬尾くんの家の庭で元気に鳴いてるセミの抜け殻かもね。」
トリノくん、竹内さん、その通りだよ。それはぼくの抜け殻だよ。ぼくの命を長い間守ってくれた頑丈な鎧みたいな抜け殻をお兄ちゃんがみつけてくれて、すごくうれしかったよ。ぼくの命がこの世にあった証の抜け殻を、ぼくが死んだ後もお兄ちゃんが大事に持っていてくれるだけで幸せだよ。セミになる前、生まれられなかったぼくのことも、セミに生まれ変わって死ぬぼくのことも、お兄ちゃんが忘れないでいてくれるってだけで、なんだかとっても心強いんだ。誰かひとりでもぼくのことをずっと覚えていてくれるなら、また命を与えられて、生まれ変わりたいって思える。何度でもお母さんやお兄ちゃんに会いたいって願ってしまう。
 
 ぼくのお兄ちゃんの瀬尾くんは先生やクラスメイトから繊細って思われがちだけど、実はそこそこ度胸もあると思うんだ。やさしさの上に基づく度胸がね。ぼくのことを何度もおんぶするように背中にとまらせてくれて、ぼくの命を運んでくれたから。
 度胸もあるけど基本、繊細なお兄ちゃんのことをこれからもよろしくね。トリノくんと竹内さんに頼んだよ。いつか生まれ変わって、また会える日まで…ばいばい。
「ジージージージジジッ」
 
《一緒に見た空を忘れても 一緒にいた事は忘れない…僕がここに在る事は あなたの在った証拠で 僕がここに置く唄は あなたと置いた証拠で 生きる力を借りたから 生きている内に返さなきゃ》
BUMP OF CHICKEN 『花の名』

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