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エッセイみたいな雑文

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映画『PERFECT DAYS(パーフェクトデイズ)』

映画『PERFECT DAYS(パーフェクトデイズ)』

樹木希林の『日日是好日』を思い出した。

淡々と過ぎてゆく毎日。お茶の世界だなぁ…

その日常のちょっとした変化に心の揺らぎを感じる。大きな山場もドラマチックなこともないけど、その淡々さがまたいい。

黙々と、日常を繰り返す。まさに、『日日是好日』。

それを、禅の鈴木大拙はこう言っている。

「人間は偉くならなくとも、一個の正直な人間となって信用できるものとなれば、それでけっこうだ。真黒になって

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狂であれ

狂であれ

今日のおすすめの一冊は、稲盛和夫氏の『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)です。その中から「人生は一人旅」という題でブログを書きました。

本書の中に「狂であれ」という心に響く文章がありました。

◆坂本龍馬は「自我狂」という字を好んで書いた。 吉田松陰は「諸君、狂いたまえ」と若者たちを鼓舞した。

「狂をなし愚をなすも 我れいずくんぞ憂えん 我は我が志を行なわんのみ」と詠った山県有朋は自らを「狂介

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行動についてだけ指摘する

行動についてだけ指摘する

今日のおすすめの一冊は、中野信子氏の『感情に振り回されないレッスン』(プレジデント社)です。その中から「悪口を言われたとき」という題でブログを書きました。

本書の中に「行動についてだけ指摘する」という心に響く文章がありました。

◆人は往々にして「遅刻をやめてもらいたい」だけなのに、勢いあまってその人の人格を攻撃してしまい、言い争いになってしまったりする。「だから、いつもいい加減なんだ!」「ルー

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クリスマスイブと大谷翔平選手

クリスマスイブと大谷翔平選手

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本を3大会ぶりの優勝に導いた栗山英樹監督の講演を聞いた。

その中で一番印象に残ったのが、大谷翔平選手の話。

クリスマスイブに、広報担当から動画が送られてきた。「監督、クリスマスプレセントです。監督が一番喜ぶ動画です」と。

それは、大谷翔平選手が夜中の1時にバッティング練習をしている動画。しかも、その日付は12月24日、クリスマスイブだ。

あと

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一源三流とは

一源三流とは

今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな人生論 5』(致知出版社)です。その中から「何のために人間学を学ぶのか」という題でブログを書きました。

本書の中に「一源三流とは」という心に響く文章がありました。

◆「一源三流」とは、よく剣道や武士道において使われる言葉だ。

投資の神様、ウォーレン・バフェットは「誠実さ」についてこう語る。

『私は人を雇う際、3つの条件で判断する。 第一が人間

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生まれ変わるということ

生まれ変わるということ

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 本質 今だから語りたい、いちばん大事なこと』(KADOKAWA)です。その中から「感謝しない人とは付き合わない」という題でブログを書きました。

本書の中に「生まれ変わるということ」という心に響く文章がありました。

◆投げたものが返ってくるという。つまり、人にやさしさを投げれば、やさしさが返ってくる。人に冷たい言葉を投げれば、冷たい言葉が返ってく

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幸も不幸も、すべて心がつくり出す

幸も不幸も、すべて心がつくり出す

今日のおすすめの一冊は、田口佳史(よしふみ)氏の『仕事で一生悩まないための 菜根譚の教え』(三笠書房)です。この中から「陰陽のバランスの取れた人に」という題でブログを書きました。

本書の中に「幸も不幸も、すべて心がつくり出す」という心に響く文章がありました。

《人生の福境禍区(ふくきようかく)は、皆念想より造成す。》(後集1)

「人の一生の幸不幸は、本人の心がつくり出したものだ」 この一言

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否定しない習慣を手に入れる

否定しない習慣を手に入れる

今日のおすすめの一冊は、林健太郎氏の『否定しない習慣』(フォレスト出版)です。その中から「しゃべらないで黙ること」という題でブログを書きました。

本書の中に「否定しない習慣を手に入れる」という心に響く文章がありました。

◆人は、周囲や他人から否定されると、落ち込んだり、傷ついたりする。すると、「まわりから好かれていないのかも」とか「挑戦することを躊躇(ちゅうちょ)する」、「居心地が悪くなる」等

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「大人(たいじん)」になるためには

「大人(たいじん)」になるためには

今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『はじめて読む人のための 人間学』(致知出版社)です。その中から『人生もまた「経営」』という題でブログを書きました。

本書の中に『「大人(たいじん)」になるためには』という心に響く文章がありました。

◆大人とは器が大きい人であり、徳が備わっている人のことを言う。器の大きい人は、自分の学んだことを惜しげもなく、まわりの人に教えることができる。だが器の小さい「小

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心はどうしたら力強くなれるのか

心はどうしたら力強くなれるのか

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『変な人が書いた成功法則』(講談社+α文庫)です。その中から「口から出てくる言葉」という題でブログを書きました。

本書の中に「心はどうしたら力強くなれるのか」という心に響く文章がありました。

◆一人さんはよくこんな話をする。

何か新しいことを始めたときには、反対や、摩擦や、批判は必ずある。それが、抵抗だ。普通は、抵抗はないほうがいいに決まっている。何事も

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見かけより中身

見かけより中身

今日のおすすめの一冊は、宮下真(まこと)氏の『道を切り開く86のことば 論語』(永岡書店)です。その中から「嘆くより自分を磨け」という題でブログを書きました。

本書の中に、「見かけより中身」という心に響く文章がありました。

◆見た目や外見は若い頃は、価値があるように思える。しかし、人は、誰もが歳を取り、年配者となる。どれだけ、イケメンで美人だったとしても、外見は衰えるものだからだ。見た目や外見

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実行しなければ何の価値もない

実行しなければ何の価値もない

今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな幸福論』(致知出版社)です。その中から「佐藤一斎の言葉」という題でブログを書きました。

本書の中に「実行しなければ何の価値もない」という心に響く文章がありました。

◆「子曰く。先ず行う。その言や、しかるのちにこれに従う。」(論語)
先生はおっしゃった。まず行動することだ。言葉はあとからついてくる。

どんな立派なアイデアも、実行しなければ何の価値もな

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ずっとお客さんは面白くない

ずっとお客さんは面白くない

今日のおすすめの一冊は、ひろゆき(西村博之)氏の『無敵の思考』(だいわ文庫)です。その中から「好きすぎてはダメ」という題でブログを書きました。

本書の中に「ずっとお客さんは面白くない」という心に響く文章がありました。

◆お客さんの状態が楽しい人は、お金がかかり続けることと同時に、たえず、何かをやってもらうという「受動的な立場」に置かれるのが好きな人だ。だから、ちょっとでもそのサービスに不服があ

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新しいことを始めるメリット

新しいことを始めるメリット

今日のおすすめの一冊は、Sidow氏の『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』(WAVE出版)です。その中から「ストレスはプラスに働く」という題でブログを書きました。

本書の中に「新しいことを始めるメリット」という興味深い文章がありました。

◆新しいことを始めるのもいいし、一つのことを深堀したりそれをずっと継続するというのもいい。いずれにしても、そこでは行動することが前提だ

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