見出し画像

シラノ・ド・ベルジュラックの言葉

今日のおすすめの一冊は、ボー・バウマン氏の『人生でいちばん大事なこと』(アリアドネ企画)です。その中から「学ぶことは山ほどある」という題でブログを書きました。

本書の中に「シラノ・ド・ベルジュラックの言葉」という心に響く文章がありました。

シラノ・ド・ベルジュラックに見習って、こう言いたい。

歌うのだ。大声で笑うのだ。 夢を見るのだ。わが道を進むのだ。ひとりになるのを恐れないのだ。自由でいるのだ。ものごとをありのままにながめるのだ――イエスかノーか、はっきり言うのだ。戦うのだ、さもなくば書くのだ。 

太陽の下、星空の下、どんな道でも旅するのだ。知ったかぶりの口はきくな。心から品位をもって語りかけよ。花々に、果物に、草さえにも、喜びを 見いだせ。そしてそれらをじぶんの庭に集めろ。 (デイヴィッド・パットナム/映画監督・イギリス)

◆シラノ・ド・ベルジュラックは、フランスの剣術家、作家、哲学者、理学者。エドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」により有名になった。

作品の中で、騎士道精神や正義感を持った主人公が、容貌(大きな鼻)にコンプレックスをもちながらも、従妹のロクサアヌへの恋心をじっと胸中で思い慕い続けて生涯を終えていく様が描かれている。

「太陽の下、星空の下、どんな道でも旅するのだ」

松下幸之助翁のこんな言葉がある。

自分には 自分に与えられた道がある。 天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、 他の人には歩めない。 自分だけしか歩めない、 二度と歩めぬかけがえのないこの道。 広いときもある。狭いときもある。 のぼりもあれば、くだりもある。 坦々としたときもあれば、 かきわけかきわけ汗するときもある。

(略)道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。

「太陽の下、星空の下、どんな道でも旅するのだ」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?