見出し画像

もう夜勤をやらないことに決めた

わたしは一昨年の秋頃から急に不眠症にかかり、それ以来睡眠にはずいぶんと苦労してきた。医者にかかり、睡眠薬に依存していた時期もある。
 断薬後は、仕事にも復帰したが、とにかく「夜勤ができるようになること」を念頭にやってきた。夜勤は身体への負担が大きいかもしれないが、嫌いではなかったし、夜勤手当がついたり深夜割増がついたりと、金銭的にはメリットもあるからだ。

今回、およそ一年半ぶりに夜勤をやってみたのだが、いちばん心配だった睡眠への影響はどうだったのか。
 夜勤明けの日は当然、疲れ切ってるわけだから、昼間に一時間半くらい仮眠をとる。その夜もふつうに眠れたが、2時間おきに目が覚める中途覚醒の症状があった。中途覚醒はわたしにとってはもはや日常茶飯事だけれども、まさか夜勤明けで疲れてる夜に現れるとは思わなかった。
 ちなみに、不眠症になる以前のわたしは、夜勤明けの夜は連続12時間くらいはふつうに眠れていました。
 夜勤明けの、その翌日の休みはどうだったかというと、その夜はほとんどまったく眠れた気がしなかった。たしかに就寝前にはうとうとはする、眠気はある、しかしいざ寝ようとするとまったく寝付けない。
 何度も時計をみて、トイレに行き、白湯を少し飲み、長い長い夜をそうやって意識がある状態でぼんやりとすごした。このレベルの酷い不眠はひさびさのことだったので、ちょっとショックだった。
 その翌日はもちろん仕事なので、気分がスッキリしない、昨夜眠れなかったという嫌な感覚をひきずったまま勤務につく羽目になる。

夜勤が生活リズムを乱し、睡眠/覚醒のリズムを乱すことは疑いようがない。わたしのような不眠症・睡眠障害の人間にとっては、「夜勤はもう無理なのかもしれない」と感じている。それまでわたしは、「夜勤回数を制限すればなんとか大丈夫なんじゃないか」と思っていたが、ちょっとあまかったと感じている。
 無理はしたくない、健康に負担のかかることはしたくない。そうなると、もうこれからは、夜勤につくのは止めようかなと考えはじめている。今月、あと3回も夜勤がある。今月のシフトに出ているぶんの夜勤はしょうがない。やるしかないだろう。
 来月からの次の勤務先では、「月に3回までなら夜勤は可能」と伝えていたのだが、あとで連絡して、「夜勤は難しいから日勤だけの常勤になれないか?」と今になって相談しているところである。あるいは、もう日勤だけでまた派遣の仕事をしようかと考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?