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「コンパッション⑬・共に苦しみに耐える為の必要な要素」を複雑性PTSDが考えてみた


共に苦しみに耐える為の必要な要素として4つのテーマがあります。

⑴幸せを願う

誰かの苦しみを軽くするために゛何かしてあげたい”という動機が
自分の中にあるかどうか。

自分の苦しみを軽くするために゛何かしてあげたい”という動機が
あるかどうか。

他人にも自分にも、苦しんでいるのであれば
なにかできることはないだろうかと、考えることができるかどうかです。
他人にはできるけど、自分に対してはできない人が多いそうです。

⑵苦しみに気づく

誰かの苦しみや自分の苦しみに、どれだけ敏感に気づくことが
できるかどうか。

敏感に気づくことができない原因があります。

①幼少期の見捨てられた恐怖を思い出し、苦しい場面に
直面すると、冷静な判断ができない

②相手から拒絶されることを過度に恐れて攻撃してしまう

③上記の①②のせいで、ますます状況が悪くなり
自分や相手の苦しみ気づけなくなってしまう(悪循環)

⑶シンパシー・エンパシー

シンパシー
同じ経験をしている者同士、共感し思いやりの感情を示す

シンパシーを感じる為には、
相手の感情、体験を想像し
「その人がこう感じるのは〇〇という理由なんだ」と気づくこと

同じように自分にもシンパシーを向け、
「私がこう考え、こういう感情で、こんな反応をしてしまうのは
〇〇という理由なのかもしれない」と気づくようにします。

自分の苦悩を一歩下がった位置から見つめ、
冷静に対処できるには練習あるのみです。

「メタ認知」の「苦悩を感じている自分に、気が付いている」
と似ています。

続きは次回にします(たえがたい睡魔のため)

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