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なぜか運が良くて愛される人は財布を二つ持っている

2021.8.4 読了

▼お金にも人にも愛される、不思議な人たち

・こうした人たちは、「人は尊重され、認められるものだ」と当たり前に思っている
ものをメンテナンスする
修理が必要なら「すぐにケアをする」→この習慣ができると、同じことを人にもできるようになった
気になったらすぐに会いにいく
「ありがとう」をしっかり言う
・「もの」そのものよりも、そこについてくる「満足感」「喜び」「安らぎ」「思い出」といった、目に見えない付加価値の方を見つめていて、それをとても大切にしている

◎時間の捉え方

快適さにお金を払う→ものではなく、「疲れない」ということにお金を払うこと、「時間」というものを買う
時間にお金を払う→同じ1時間を過ごすなら、心が満たされる1時間になるようにこだわる
気に入ったものがあったら複数買っておく→「自分がほしいものは、友達もきっとほしいはずだから」と色違いで買い、それだけラッピングしてもらっておいて、誕生日などがきたら渡す。そのため直前になって、慌ててバタバタ探し回るということはない

◎一つ上の生活スタイル

毎日いるところ、長く使うものにお金を使う
「お金をかけるところを選ぶなら、一生付き合っていきたい人やものにこそ、お金をかけなさい」
お金持ちは「よりフォーマルな服装を選ぶ」傾向がある。例えば、衿がないよりはある方のトップスを着る
→色々な人に会うので、自然とこういうフォーマル寄りのスタイルになる。服装から真似てみる
「自分をケアする」という意識でサングラスをかける
より心地よい場を作る努力を惜しまない
→人をおもてなしするときにはしないことを「愛されるお金持ち」は自分にもしない
自分にそういう失礼なことをしない習慣が身につくと、人を尊重することも当たり前のようにできる。相手がのびのびと自由でいることを許せる
相手の価値観を「あなたはそうなのね。いいわね。素敵ね」とゆったり受け入れることができる
すると、相手はほっと心が和むので、いつもその人のそばにいたくなる

◎旅行での時間とお金の使い方

自分の部屋より狭いホテルに泊まらない
旅は基本的にステイ型。宿代を抑えてその分目一杯観光しようとするのではなく、素晴らしいホテルに滞在して、その時間を楽しむ
食事やショッピングはホテルの中で済ませ、それ以外はプライベートビーチなどでのんびりする
旅行の時も最初にドンと
外のコンビニまでわざわざ水やお茶を買いに行ったり、混雑を避けて早起きしたりといった気苦労を考えると、支出のバランスは悪くなく、むしろお得
・旅では、完全に日常と切り離したものを使い分けることで、非日常を豊かに楽しむことができる
オプションサービスを利用する
コースの内容に自分を当てはめるのではなく、自分の希望を主体にして楽しむ
必ず予約する
・レストランや料亭を利用するときは、必ず予約する
あらかじめついてくるものを断れる
無料で貰えるものも、いらなければいらないと言う「絶対に利用しないと損」ではなく「利用してもいいし、しなくてもいい」

◎人として大切なこと

ブレない一貫性がある
もし、自分と違う意見の人が現れたとき、相手とぶつからないためには、自分が俺なければいけないということはない。自分を尊重したまま、「あなたはそうなのね」とただ受け入れるだけでいい。「私はOK、あなたもOK」というのが最も正しいバランス。
素直でストレート
感情を相手にぶつけるのではなく、「私はこう感じた」ということを、ねじ曲げずに伝える
嫌なことはしない
自分のことを大切にしているから「NO」と言えるし、どう思われるかを気にしない強さがある。
我慢をしすぎると、知らず知らずのうちに「自己否定」が始まる
嫌なことは我慢しすぎず、手放す勇気を持ちましょう
例えば、代案を提示することで「NO」を言いやすくなる
相手を深く受け入れ、相手が落ちても見捨てないような優しさを感じる
「関係を続けていく」ということを重視している
人間関係は、お金に変えられない財産
人を選ばない
たとえ人が良くない態度をとったとしても、「彼女がああいう言い方をしたのは、きっと疲れていたからね」と受け止めるような感じで、悪い点を見てもそれをその人の全部とは捉えず、「全体の一部」として見ている
多くを話しすぎない→沈黙は金、雄弁は銀
恋もお金も追いかけない
ポイントは全く「執着」を感じさせないこと
恋も執着し始めると別れが来ますし、お金も執着した途端、出て行ってしまうもの
シーソーのように、こちらの思いが重くなりすぎると、恋もお金も空高く舞い上がり、手の届かないところに飛んでいく
電話やメールをたくさん欲しがったり、相手を縛り付けたりするような人はいない
いつも笑顔をたやさず、見守ってくれる人の元に帰りたい
目標をあきらめない、でも執着しない
「自分はこんなに思っているのだから相手にも思われて当然だ」というような一方的な態度だから成果が出ない
→自分が感謝を忘れて一方的に自分の頑張りを押し付けていた
寄付をする
自分も誰かのために役立てたり、助けてあげたりすることができるのだと気づくと、心の中に優しさと力が湧いてくる
見返りを期待せずに「あげる」「シェアする」という行動は自分に何倍もの豊かさを呼び込んでくれる
迷わずシェアする
「お福わけ」
「お裾分け」という言葉には、「着物の裾のようにつまらないものですが」という意味があるのだそう。
けれど「お福わけ」には、自分が手に入れた素晴らしいものを、独り占めにしないでぜひみんなにも楽しんでもらいたいという優しさがある


▼習慣を変えるために

◎普段の習慣の意識変革

その人たちの「形」や「心」のあり方を変えると言うことは、人としての「器」が変わること
軽い財布を持っている人は、お金への接し方も軽やかだった
人間関係でもなんでも「先に自分から、気前よく」「これだと思ったら、惜しみなく」
お金持ちは無駄買いをしない
いいものを見る、本物に触れる体験を意識して増やしてみる
本当に良いものだけを買う→値札を見るのは後から「これを選んでよかった」「幸せ」「満足」と心が満たされる
・できるだけ、目に入るものを綺麗な状態に整えましょう。そして普段から、キラキラした場所を探してそこに身を置くようにする。
後ろ姿を意識する
・幸福とは、自分で自分を育てていく「成長度」によって決まる
どんなことも3回はやってみる
なんでもすぐに見切りをつけないということは、可能性を潰さないということ
・「やろうと思えば、いつでも、なんでもできるのだ」と思うだけでも十分
「ギブアンドギブ」の精神をもつ
与えることによって「自分の中には、人と分かち合える豊かさがあったのだ」ということに気づける

▼お金持ちは二つの財布を持っている

一つは「自分の魂のステージをあげるため」のお財布。→勉強、スキルアップなど自分が成長するための投資に使うもの
もう一つは、「愛する人を守るため」のお財布→この人のために使いたい、元気になってもらいたいというときのために、そっと持っておく財布。

お金をどう集めるか・守るかではなく、どう使うか。ここが一番大切。

☆「タライの水」:たらいの中の水を自分の方に引き寄せようとすると、水は向こう側に逃げていく。ですが、反対に向こうへと押すと、水はこちらへ返ってくる。=幸せを求めたいと思ったら、先に相手のために尽くせば幸せが返ってくるということ(二宮尊徳)

今から起こる全てのことは、新しい経験。ここをケチってては何も良いようには回らない。
ここをしっかりと頭に入れて行動しないといけない。
見返りを求めた瞬間、品格を下げてしまう。
品格とは、惜しみなく与えることで身につけることができるかで決まる。

★この本を読むに至った動機

「品格やオーラを身につけるためにはどうすればいい?」という7月の課題の一つを学ぶためにこの本を手に取った

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