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嗅覚・においに科学的アプローチ
メールマガジン　No.247
～「パーキンソン病と嗅覚・本年もありがとうございました」〜
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◆[1-1]　パーキンソン病と嗅覚
◆[2]　編集後記
◆[3]　オンライン香りのミニセミナー
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本年最後のメルマガです。
本年もお読みいただきありがとうございました。
アロマオルファクトリーの荘司博行です。

今回247号とメルマガ発行開始から5年目。
4月になると6年目になります。

継続は力なりと言いますが、継続は習慣化とも言えます。

自分を客観的に見ると、やるときはやるのですが、基本「あとでいいや」とすぐ思う、継続が難しいたちだと思っています。

それでも何とか継続するには、習慣化よりも義務化が大事。
「毎週日曜日にメルマガを出す！」
そう決めてから毎週土曜日には焦りだし、日曜日には書き上げる・・。
そして発行。
そんな毎週を重ねて5年間。

毎週火曜日夜10時からインスタライブをする！と決め。
ネタが無くても継続・・・メルマガで告知を2022年11月頃継続開始しているようなのでこれも1年以上続けています。（みてくれる方がどれだけいたかは疑問ですが）

無理矢理スケジュールに予定を入れるというのは私にはあっていたようです。

もし、3日坊主で続けられない・・・、と言う方は

「何かをしたいときはやることは決めてなくてもスケジュールを先に、ねじ込む！」
ぜひ試してみてください。

特に私の場合は、SNS、メルマガで告知をして自分の責任感に任せて継続するという他人の目にさらすことが更に良かったのですが・・・。

ということで、
来年は都内（秋葉原駅周辺）に月2回出て人と会う。
と言う予定を入れました。（まだ何をするかは決めてませんが）
１月は１８日の木曜日です。（１月は１回）

「アロマスティロ調香クラスに興味のある方の対面説明」か、
「アロマスティロ調香の体験会」をしてみようと思っています。

そのた会いたい方は事前にご連絡いただければ、調整します。
１日いる予定です。
場所もその時おしらせします。

ちなみに
２月は２月１日、１５日の木曜日（１０時頃〜）
３月は７日、２１日の木曜日を予定してます。

とりあえず、常駐はするという予定を入れました。
香料関係の方との会いたいのでその時辺りに予定を入れようかとも思っています。

これが来年の自分へのタスクです。

みなさんの来年始めたいことは何ですか？

【おしらせ】
オンラインアロマスティロ調香クラス4期生募集中！
YouTubeにアロマスティロ調香クラス募集の動画UPしました！
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詳細サイトはこちらから
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＜毎週火曜日夜22時〜インスタライブ！＞
年明けは１月９日から開始です！（２日はお休み）

毎週火曜日約30分のインスタライブです。
Instagramアカウント　@hiroyuki.shoji_perfuer

前置きが長くなりましたが、
それでは今日のトピックスをみていきましょう。

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◆[1-1]　 パーキンソン病と嗅覚

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パーキンソン病、アメリカの俳優で思い出すのは、大ヒットした「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでおなじみのマイケル・J・フォックス氏。

20代後半の1991年にパーキンソン病と診断され、1998年に病気のことを公表。
2000年には、マイケル・J・フォックス財団を設立し、彼もすでに62歳。

そんな彼の記事をご紹介します。
（以下引用　一部改）
2023年4月、マイケル・J・フォックス・パーキンソン病リサーチ財団がパーキンソン病のバイオマーカーを発見したという重大ニュースを発表し、パーキンソン病研究は新たな時代を迎えた。これによりパーキンソン病の初期症状の正確な診断が可能になったのである。

難病として知られるパーキンソン病やハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症（ALS）などの疾患。こうした症状の早期発見・治療の鍵になるのは、どうやら簡易で安価な嗅覚テストのようだ。

α-シヌクレインシード増幅分析（SAA）と呼ばれるこの新手法を用いれば、脳脊髄液中のα-シヌクレイン（パーキンソン病との明らかな関係が認められる異常タンパク質）を測定できる。

SAAは、神経細胞内にパーキンソン病の病理学的特徴がある人とそうでない人を90％という驚異的な精度で識別できるのだ。

これまでパーキンソン病であることを事前に知る術はなく、診断された時点ですでに脳細胞の損傷が進行している状況にあった。

さらには、パーキンソン病を発症する人とそうでない人を区別する生物学的特徴が何であるかを正確に解明することも急務だった。しかし、自分が探されていることさえ知らない人を、どうやって見つけられるだろうか？その答えは嗅覚障害にあった。つまり、嗅覚障害が脳の病気についての驚くほど正確な予測因子だったのだ。

研究者の間では、睡眠障害のレム睡眠行動障害（RBD）の診断をはじめとするほかの危険因子が存在する場合、嗅覚低下と神経変性に関連性があることは以前から知られていた。

調査によると、60歳以上の半数がある程度の嗅覚障害を抱えて生活しているが、大多数は検査を受けて初めて気づくという。

アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症（ALS）、ハンチントン病など、主要な脳の病気はすべて程度の差こそあれ嗅覚障害と関連しているという事実は驚くべきことである。

マイケル・J・フォックス・パーキンソン病リサーチ財団では、パーキンソン病の大規模な研究において、発症リスクのある患者を登録する基準のひとつに嗅覚異常を採用する決定を下した。

また、どれほど高度なスクリーニング装置を使うのかと疑問に思うかもしれないが、科学的に検証されたものとはいえ、実質的には試料を指でこすってにおいを嗅ぐという簡便な検査方法だ。

SAAバイオマーカーが発見されるまでは、嗅覚の低下とその根底にあるパーキンソン病の生物学的特性を客観的に結び付けることは不可能だった。しかし現在は、嗅覚異常をもつ、いわゆる孤発性パーキンソン病（つまり遺伝子変異のない人）の99％は、この検査で正確に診断できる。

2024年には、パーキンソン病はもちろん、ほかの加齢性疾患においても、スクリーニングと予測の精度が大きく変化し始めるだろう。年に一度の嗅覚検査は、マンモグラムや大腸内視鏡検査と同じように当たり前になるかもしれない。この簡易かつ安価で利用しやすい検査方法が広く普及すれば、パーキンソン病の研究と治療の展望が根本的に変わることだろう。（以上、記事より）
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においが分からなくなる原因にコロナ罹患もありますが、短期的な嗅覚異常ではなく、長期にわたる症状として但し書きがありました。

私も嗅覚検査はとても有効だと思います。
そして病気の発見だけではなく、ひょっとしたら病気の発症を遅らせる事くらいできるかも！と言う気持ちで嗅覚トレーニングは大事だと仮説を立てています。

香りマーカーペン開発もそのツールとして良いのではないかという理由で使いやすく、介護時でも使えるものという利便性でペンに着目。

今後嗅覚検査・トレーニングに香りマーカーペンが使われるようになる！
そう信じてます。

役立つものを開発し、更に拡げられ、病気の早期発見と発症を遅らせることができたら・・、もっと言えば事前に発症を食い止められたらいいなと思います。

たかが香りペンでしょ？と思うかもしれませんが、結構途中には苦労があるので・・。

2024年は高齢者施設などでアクションが取れたらと思っています。

パーキンソン病の早期発見に、年に一度の嗅覚検査を──特集「THE WORLD IN 2024」
WIRED　2023.12.26
https://wired.jp/article/vol51-passing-the-sniff-test-for-brain-disease/
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◆[2]　編集後記　

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アロマスティロ調香クラス4期生募集中！
2月開講です。
こちらのサイトで詳細確認できます。
https://www.aromaolfactory.com/aromastylo04/

受講前に無料個別面談を実施します。
受講相談してからのお申込となります。

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では、また年明け２０２４年に！
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◆[3]　オンライン香りのミニセミナー
１月2３日(火) 20:00-21:15
テーマ：未定
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今週もメルマガ、お読みいただきありがとうございました。
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【発行責任者】
「嗅ぎトレ」著者・調香師　　荘司博行

【嗅ぎトレ公式サイト】
https://www.kagitore.com

【著者　インスタグラム】
https://www.instagram.com/hiroyuki.shoji_perfumer

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