運と縁で生きて、恩を返す
このnoteの最後に、漁業への入り口役になろうかなと書きました。
それで、昨日社長とたまたま入口の話をしてたら、こういう言葉が出てきた。
「漁業に興味がある人が100人いたとして、働ける場所までたどり着いて、きちんと職業として働ける人って1人いるかいないかだと思うし、むしろいない可能性が高いんじゃないかな?」
(全くいない、という話ではないです。)
水産加工場とかは全部抜いて、”漁師”という職業としての話。
はて?なぜ職業としてたどり着けないんだろうか??
今日はそういう話を少しだけまとめてみる。
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社長は陸前高田市内だけじゃなくて、岩手県内の話として言ったんだと思うのと、知識として知っていることと主観が入ってる。もしかしたら、なんとも言えない部分はあるのかも。
働くまでになかなかたどり着けないって思ったのかをまとめると、こんな感じ。
・そもそも、漁業に関わりがない人はどうやって漁師になるのかわからない
(「水産フェアに行ったとしても、求人ってそんなに多くないんじゃない?」イメージがあるそうな / 求人を出している漁家が外側からわからない / 家内労働が主だと求人がないから働ける場所が多くない) →求人問題
・雇用側に通年で生活できるだけの給料を払える見込みがあるか →生活保障問題
・教える漁師さんの技量と根気強さ、なりたい人のやる気。そしてマッチング →相性問題
あれ?
これ考えると、全部こなしてる"FISHERMAN JAPAN"ってやっぱり最強なんじゃ……?ってなった。
Webサイトで漁師さんの求人出してて漁業への入口設けてるし、履歴書やオンライン面接でのやり取り、お試し研修という条件、親方とのマッチング面はFJや漁協さんががっつり考えてくれる。
生活保障はその漁師さんや企業さんによる部分もあるけど、担い手さん宛の給料が発生する保障制度がついたりすれば、たぶん多少は安定する。はず?
やっぱり、FJ並みに"入口"がきちんとしていることが大事なんだろうな。
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最初に「たどり着くのは難しいんじゃない?」と話したあと、「だから、ひさこちゃんはものすごい低い確率と運をくぐり抜けて専業で仕事できてるから、ほんとにすごいと思うよ」と続いたわけで。うれしすぎだ…!
たしかにそういうの聞いちゃうと、最強に縁と運に恵まれてたってことだし、私もそう思う。(結果、ただの自慢話でまとまってしまう。)
でも、それってやっぱり雇い主さんたちがはじめの頃に家やら車やら、生活面をサポートしてくれた部分が大きいから、優しさに感謝しかない。
「すごい」と言ってもらって自己肯定感が爆上がりしたので、自分がしてもらった恩を他の人にも少しずつ還元できるように、がんばりたくなりました。
はい、今日はそんな感じで終わり!
おやすみなさい!
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