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こだわって作られたものに触れていたい

最近、こだわって作られたものにすごく興味がある。

例えば、この前もnoteに書いたIKEUCHI ORGANICのタオル。作る人も使う人も、愛に溢れている。


"オーガニックエアー"という名前のタオルはふわふわな肌触りで、枕に敷いたら最高に気持ちいいらしいので、ぜひ使ってみたい。絶対安眠できる。


あとはこれ。
"Minimal -Bean to Bar Chocolate- "というブランドのチョコレート。


Minimalは引き算のチョコレート。
カカオ豆本来の個性を活かすために、味や表現を徹底的にこだわって、最小限のものを使ってチョコレートを作っているそう。

下にブランド名のコンセプトを引用します。

"最小限でつくるチョコレートMinimalは、チョコレートの製法をゼロから見直します。添加物による足し算の味ではなく、最小限の素材だけでつくる「引き算」の製法を採用。素材の味を最大限に活かした美味しいチョコレートを追求しています。チョコレートの最小限であるカカオにこだわるという思いを込めて、「最小限」を意味する英語「Minimal」をブランド名としました"
 "Minimal -Bean to Bar Chocolate- " About より引用 

お会いしたことはないんだけど、Minimalの山下さんの書くnoteはチョコレートへの愛の塊。

”偏り”って、要するに並々ならぬこだわりがあるってことだよね。

自分へのバレンタイン用にポチり。届くのが楽しみ。仕事終わりのご褒美に毎日ちびちび食べよう。

自分なりのこだわりとは 

ここからは、自分の話。
こうやって、全力でこだわっている物事に触れていて思うのは、「じゃあ、自分は牡蠣のなににこだわっているの?」という部分。
うーん……、産地的なこだわりは伝えられるんだけど、いざ自分のこだわりを考えると…。

私的にこだわっていると言えるのは、牡蠣の選び方かもしれない。サイズや形の選別の目はかなり厳しめだと思っています。「いや、それは一応大丈夫でしょ」みたいな感じの牡蠣までランクを下げることもある。(良いんだか悪いんだか…)

あと、こだわりとは少し違う話なんだけど、出荷時に殻の先端が欠けてしまって水漏れしてしまう牡蠣は、"先端修復"のために別で海に戻すようにしています。

先端が欠けてるってこんな感じ。真ん中付近がちょっと空間があるの見えるだろうか。

出荷用の牡蠣はある一定期間は海に戻しているので、がっちり殻がくっついているものがほとんどなんだけど、中には少しだけ先端が欠けてしまったものもあるわけで。
水漏れすると身がぺしゃっとなる可能性があるので、よけておいて出荷タイムが終わってからネットに入れてしばらく海に戻しています。

なんでまた海に戻すのかというと、牡蠣も人間と同じで傷口(殻)を再生させる力があるから。海の中にある程度の期間いれば、殻が伸びて塞がるのです。
(とはいえ、たまに死んでしまう子もいるけど)
生き物ってすごいね。

私が毎日ひっそりとネットに入れて岸壁に吊るして、ある程度溜まったら沖のいかだへ持っていく、ということを繰り返していたら、みんなも気にしてくれるようになって。水漏れするレベルの殻が欠けたものは別に置いててくれるようになった。

そんなに量はないからあれなんだけど、無事に再生するとロスは減るので、いい感じだと思っています。
身が良くなる春頃には出荷される予定。

これをこだわりって言えるかは微妙なんだけど、牡蠣のことを考えてはじめたことのひとつ。自分なりの愛です。

こだわって作ったものにたくさん触れつつ、ひとつひとつ、自分の中でのこだわりを増やしていこうと思います。


私のnote、読んでくださってありがとうございます。 もしも「いいな」と思っていただけたら、感想と一緒にRTやシェアしていただけるとうれしかったりします。。