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個人がいいのか、共同がいいのか

今日のお昼ごはんのとき、「共同出荷の怖さ」について話してました。

普段は世間話ばっかりだけど、なんでか今日はまじめ。

「共同出荷の怖さ」とはなんなのか。
(この出荷方法が全国一般的なものとは限らないような気がするので、うちの浜の場合として書いていきます。)

各々直接繋がっている飲食店さんもあるけど、基本的には各市場への出荷が主な卸先。

そして、殻付き牡蠣は地区ごとの注文制。
地方市場は個人指名的なものがあるようなんだけど、築地に関しては「◯◯さんのがほしい」みたいな個人指名的な注文対応はしていないそうなので、各市場から来た注文に応じて漁協が数量を割り振って、生産者たちみんなで対応をしています。

でも、生産者によっては作り方も考え方も意識もまるで違かったりするんだけど、このへんに結構問題があったりする。

誰かが努力してすごく良いものを作って出荷していたとしても、他の誰かが手間を怠って品質の悪いものを作って出荷したりすると、その人に対してクレームが来る。そして、結局はその浜自体の信用が落ちていく。

努力してる人がばかを見るっていうのかな。人によって色々事情はあるんだろうけど、そういうのってなんだかやるせない気持ちになる。

出荷量としてみれば平均化されてみんなで安定してるけど、誰かの意識が落ちたときに一緒に自分の信用も落ちてしまう共同って、なんだか怖いなって感じています。


でも信用の話って、いろんなところでも当てはまるよね。いままで積み重ねてきた信用をキープし続けるには、コツコツと誠実にいることなんだと思う。

いまはうちの職場だけの単独出荷をしている状態だけど、来シーズン(2018〜2019年度の出荷)が始まったらまた共同出荷になるから、それまでにみんなで色々と決めていかないとね。

これからがんばろ〜。


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