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「Pale Blue」 米津玄師


淡い思い出はセピア色の色合いで語られる。どこか懐かしい、暖かさをも纏って。

反面、全てが青白い(Pale Blue)、闇夜の深い霧の中に取り残されたような哀しみに包まれた思い出もある。

深い関係性が終わりを迎えた後に、昔の関係には、なかなか戻れない。過ごしてきたかけがえのない時間が間に横たわっているから。愛憎相反するという言葉が浮かぶ。

でも、その時間があったからこそ、哀しみはいずれ、かつて経験することができた素晴らしい時間への喜びに変わるのだろう。

そのとき、Pale Blueは、まばゆいSepia色に姿を変えるのだろう



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