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彼がインドで感じ取ったものは何だったのか 〜 「My Sweet Lord」ジョージ・ハリソン

ジョージ・ハリソンの奇跡的な一曲。
ビートルズ時代、インドに積極的に向かっていったのは、彼でした。インドでの顛末は、いろいろなところで語られていますから省きますが、賢者と思っていた方が実は、俗人的なところも見え隠れする人物だったとかで、ジョン・レノンらは、離脱していきましたが、ジョージだけは最後まで、インドと繋がっていたようです。
彼を引き付けていたものは、何だったのかは、想像するほかありませんが、おそらく。。。この現世の救いとなるものは、「想像力」によってもたらされた大いなる存在とするならば。。。
そうであるならば、、LORDという存在は、どこの地域でもどこの国でも違いは無く、それらを包括したような存在でもあるわけで、そういったことに気が付いていったのかもしれません。
ならば、ソロとしての本格的な歌の入ったアルバムの冒頭にこの曲を持ってきたというのも、頷けると思うんです。
彼はソロになってからも、インド文化の影響をうけたジャケットや作品を残しています。けれども、それを包括する存在は、、もっと大いなる存在は別にあることを感じ取っていたのかもしれませんね。
ジョン・レノンのGODは、そういう存在に対して、結局は自分とヨーコなんだという吐露でしたが、ジョージのこの曲は、何事かを包括する存在のものを認識しつつ、それとともに歩もうという意志表示だったような気がします。


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