柳井寿栄 / プラント施工会社の柳井工業

柳井工業・常務取締役。立教大学卒業後、野村證券にてリテール営業を務めました。創業者であ…

柳井寿栄 / プラント施工会社の柳井工業

柳井工業・常務取締役。立教大学卒業後、野村證券にてリテール営業を務めました。創業者である父の病気をきっかけに、事業継承を決意。柳井工業のビジョンは「関わる業界を”より”クリーンにする」です。

マガジン

  • 柳井常務のアタマの中

    これまでの経験を通して、感じたことや学びなどを赤裸々に語っています。「柳井さんってどんな人?」を知りたい方はぜひ。

  • プラント業界の生々しい現実

    プラント施工会社の柳井工業が「プラント業界の現状」を生々しく語っています。業界が少しでも好転しますように、そんな想いが込めれらています。

  • 柳井工業を知る

    柳井工業のビジョンや考え方をまとめています。マガジン『柳井常務の考え方』と一緒に読んでいただくことで、より柳井工業が見えてくるかと思います。

  • 柳井工業のメンバー紹介

    社員インタビューです。柳井工業のカルチャーや私の人柄が見えてくるかと思います。弊社に興味のある方は、ぜひご一読を。

  • 「新規事業」奮闘記

    プラント業界である私たちが、あえて「太陽光発電事業」や「キャンピングカー事業」に挑戦中。その裏側を備忘録を覗いてみませんか?

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柳井工業のnoteにはじめて来た方へ。「まずは読んでほしい」イチオシ記事を厳選しました。

柳井工業のnoteへようこそ。この記事では「中でも読んでほしいイチオシ記事」を厳選しました。 今まで淡々と発信し、気付いたら数十本のnoteが誕生。どれも思い入れの強い記事ばかりですが、その中でもイチオシがあるので紹介させてください。 「プラント業界」がわかる記事プラント業界の柳井工業目線で伝えた「プラントのいろは」記事。「プラントって何?」「どんなメリットがあるの?」は少しでも解消できたらと思って書いています。 「ある日、プラントがなくなったらどうなるの?」という切り

    • 「30代、最高のスタートダッシュを切りたい」と切望する、27~29歳のあなたへ。

      少し前になりますが、こちらのツイートが炎上していたのが印象的でした。 賛否あると思いますが……実は私の場合「賛成派」なんですね。 私の肌感覚でも、学生時代までの差は20代でも十分に取り返せます。でも30代で生まれた差は、相当な覚悟がない限り……取り戻せないんです。 春が訪れ、新シーズンを迎えました。少し酷な話かもしれませんが、良きタイミングだと思うので、内省がてら筆を取ろうと思います。 かなり絞りますが、今回は28歳前後の方にぜひ読んでもらいたいです。ちょうど「30代

      • メンタル最強だった僕が、メンタルトレーニングを受けて得たものとは…!?

        実は先日、メンタルトレーニングプログラムを受けました。その結果、想像もしていなかったポジティブな変化が起きているんです。 メントレと聞いて、「え、柳井さんって実は病んでたの?大丈夫?」と思った方がいるかもしれませんが……心配ご無用です(笑) メントレは、楽に生きるための思考法だと解釈しています。 そこで今回は、僕が受けたメントレの経験を振り返り、僕自身の変化や感想を綴っていきたいと思います。 モチベーションを上げる言葉掛けを学ぶべく僕がメントレを受けようと思ったきっか

        • 【東京4年目レポ】田舎の大分から、家族3人に上京してみて分かったこと

          「東京」──賛否両論ある街だと思います。上京を夢見て来たはいいものの、心身ともに参って地元に帰ってきた人を沢山みてきました。 でも今の僕は、東京が好きです。そこで今回は「3人家族、東京暮らし」で感じたことを綴ってみたいな、と。 いろんな変化はあるのですが、一番の収穫は「視野が広がったこと」。地方では磨けない感性を、東京では磨けたのです。 もちろん酸いも甘いもありますが、幼少の頃からこの空気を吸えるのは、僕は羨ましい限りです。 子供の受験。親が本気だから子も向上心が高ま

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        記事

          すべては「渇望」から。なぜ僕は家族との時間を増やすために、仕事を減らしたのか?

          前回、こちらのnoteにて「家族との時間を最優先するために、仕事を絞りました」とお伝えしました。 「なぜ家族との時間が大切なのか」──今日は、もう少し深掘りします。内省や思考整理もかねて筆を取ってみます。 家族3人、大分から東京へ以前と重ねてにはなりますが、父の病気が発覚し、野村證券から柳井工業へ転職しています。 父の事業ではあったものの、「プラント」のことは何一つ分からない状態だったので、とにかく死に物狂いで働きました。 柳井工業も軌道に乗り、ようやく一息ついたのは

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          柳井工業、サウナをオープンします。

          「……いや、いきなりどうした」って思った方、いらっしゃるかと思います。 柳井工業は本来、プラント事業を主軸にしてきましたが、太陽光発電事業に挑戦したりと、ついに一貫性がなくなってきました(笑)。 そこに彗星の如く現れた、「サウナ事業」。 大人の事情もあってサウナの詳細は控えますが、今回のnoteでお届けしたいのは「人との繋がりで柳井工業の可能性がスパークした」ということです。 学びも多く、大きなターニングポイントとなったので、記録に残そうと思います。 数億円規模のサ

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          家族との時間を最優先に。小さな会社の社長である僕の仕事。

          父の病気が発覚し、事業継承を決意。 そこから10年が経過し、入社当初と比べ、仕事の関わり方や大きな心情の変化がありました。 その遍歴を振り返ろうと、思考の整理がてら、筆を取ろうと思います。 結論からお伝えすると、「息子が小さいうちに、たくさんの思い出を残したい」という気持ちが強くなり、家族との時間がぐんと増えたのです。 「自分がいないと、仕事が回らない」と思い込んでいた。だが違ったまず本題に入る前に、僕が忙しかった頃の話を少し挟みます。 今の僕の仕事は「あえてメンバ

          家族との時間を最優先に。小さな会社の社長である僕の仕事。

          2023年は“耐え”の年だった!?年始恒例、柳井工業の2023年振り返りと2024年展望

          あけましておめでとうございます。今年も柳井工業をよろしくお願いいたします。 新年を迎えたということで、今日は「2023年の振り返り」と「2024年の展望」について話したいと思います。 結論から申し上げると、“耐え”の姿勢を学んだ2023年。 その経験を経て今年はどんな1年にしたいかを綴っていきます。 “待ちの2023年” 目先の利益がゼロでも、耐える覚悟を学んだこれまでのnoteでも何度かお伝えしていますが、柳井工業は2021年から、「太陽光発電事業」にチャレンジして

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          給与が上がらず不安定な今、もしも社長が「社会人3年目」に戻るならどう動く?

          かつては“安い”の代名詞だった牛丼やうどんも、どんどん値上げ。きっと、10年前の自分が知ったら驚くことでしょう。 「サーモン、こんなに高かったかなあ」。馴染み深かったお寿司も、すっかり貴族の食べ物になってしまっていて悲しいです。 日本は下降まっしぐら、上がらぬ収入。“世知辛い沼”に、どんどんハマっていっています。 ある日、若手社員からこんなことを聞かれました。 「こんな不況ななか、今活躍する経営者がもしも社会人3年目だとしたら、どんな行動を起こしていきますか?」と。い

          給与が上がらず不安定な今、もしも社長が「社会人3年目」に戻るならどう動く?

          社員となかなか時間が取れない社長へ。私が「ガス抜きの右腕」になります

          今日は、第三者が主催する「愚痴未満の飲み会」ってすごく価値があるよねという話をしていきます。 私はこれを「ガス抜きの外注化」と名付けています。ちょっと意味がわからないと思うので、さっそく本題に入りますね。 趣味で飲み会幹事、やってます柳井工業の社長が私の本業ですが、最近、趣味で「別会社の飲み会幹事」をやっています。 というのも、柳井工業はここ3年間、本業のプラント施工事業の他に、太陽光発電事業にも関わっています。 共同でやっている社長さんと仲良くさせていただいているの

          社員となかなか時間が取れない社長へ。私が「ガス抜きの右腕」になります

          お客様に太鼓判を押される社員の秘訣。“技術”と“マネジメント”の二刀流にあった

          こんにちは、柳井工業です。本日は柳井に代わって、広報からお届けいたします。 初の試みである「新人の3年後インタビュー」。初回は2020年6月に入社をしてくれた、機械エンジニアの片岡さんです。 4年目を迎えた今、いろんなお客様から「安心して任せられます」と太鼓判を押してもらっている彼。最近では職人のみならず、リーダーも担っており、頼もしい限りです。 そんな片岡さんに、「たった3年でぐんと伸びた秘訣」を迫ってみました。 先に結論からお伝えすると、その裏側には確かな“技術”

          お客様に太鼓判を押される社員の秘訣。“技術”と“マネジメント”の二刀流にあった

          社長、教えてください。結局「報連相」の正解って何ですか?

          「報連相」ってむずい問題。 社会人歴16年目、経営者歴13年目になりますが、それでもやっぱりむずかしい。 仕事を共にする仲間に、よく「報連相はこまめによろしくね」とお伝えしてきたものの、その詳細はぼんやりとしたまま。 案の定、「報告なかなか来ないなあ」と悶々としたこともありますが、私にも非があるんですよね。 報連相の適切な「回数」や「タイミング」ってなんでしょう。 もちろん、答えのある世界ではありませんが、重い腰をあげ、私なりに考えたことを垂れ流してみたいと思います

          社長、教えてください。結局「報連相」の正解って何ですか?

          2023年のハイライトとなる定修工事を無事に終え、感じた“進化”と“課題”

          少し前にはなりますが、すでに2023年の目玉となった「定修工事」が、無事に終わりました。 プラント業界をあまり知らない方のために補足すると、定修工事は2年に一度必ず行われる、プラントの大型工事を指します。 今回担当した定修工事は、例年の工事とは一味違い、かなり難しい現場です。 始まる前、当然不安はありましたが……無事に達成して何より。 今回も沢山の学びと課題が見えたので、備忘録として筆を取ろうと思います。 約6ヶ月間、ベテランと新人とイレギュラーに立ち向かう今回の現

          2023年のハイライトとなる定修工事を無事に終え、感じた“進化”と“課題”

          社会人必須スキルは、4歳の息子が通う小学受験塾が教えてくれた

          私には4歳の息子がいます。 「小さい頃から、沢山の人たちと関わってほしい」。そんな思いから、小学校受験に特化した塾に通わせています。 入塾当初、塾の方針を聞いたのですが、本当に感激しました。塾での教えは、社会人になっても大切なことだったんです。 私は完璧に出来ている、とは思っていません。自戒も込めて書き記したい。じゃないと、息子に胸を張って伝えることはできませんから。 塾から教わった大切な「3つの力」塾では次の“3つの力”を育てるとのこと。この3つができていないと、お

          社会人必須スキルは、4歳の息子が通う小学受験塾が教えてくれた

          柳井工業で働きたい人に、厳しい現実をお伝えします。それでも共にしたいですか?

          今日はいつも以上に、私の本音を語ります。 こんな方は、今日の話が必読です。双方が気持ちよく働けるよう、包み隠さずお話しします。 これから語る中で、少しでも「柳井さんとは価値観が合わないかも……」と感じるのなら、私たちと仕事をするのは控えた方がいいと思います。 ここまで断言する理由は、私は常々、「本気で仕事を全うできる人」と巡り会いたいと考えているからです。 先に結論を伝えておきます。今日のテーマは「お金を貰うとはどういう事か?」。 ではここから、私が考えている価値観

          柳井工業で働きたい人に、厳しい現実をお伝えします。それでも共にしたいですか?

          合言葉「いつか一緒になるかもしれない」で、人脈がどんどん広がる

          自分ひとりの力だけでは、どうしても限界があります。 何かを大きくしたり、武器になる情報を得るためには、人に頼る必要があります。人にお願いできるかどうかが、ビジネスでは勝負だったりするのです。 そんなことをメンバーに話した時、「人との”繋がり方”がわかりません」と言われました。 人脈の広げ方はむずかしいようで、結構シンプル。ちょっとしたコツをお話しできればと思います(といっても、割とマインドに寄ってしまいました……)。 連載「凡人社長の処世術」のつづきです これまで、

          合言葉「いつか一緒になるかもしれない」で、人脈がどんどん広がる